
鎌倉時代の日本刀史上に燦然と輝く大名工 「 備前三郎国宗 」 身幅広く反り深い優雅な太刀姿・薫山先生鞘書き有り、特別貴重刀剣
国宗は「備前国直宗」系の刀工で、国真の3 男とされる。
生没年は、はっきりとしていないが、一説に90 歳台まで生きたと伝わる。
当時の平均寿命からすれば驚異的な長寿である。
「備前三郎」の名で知られ、後に山城の「粟田口国綱」とともに、鎌倉に移住して相州伝の基を築いた。
十八歳で鎌倉幕府に召され「新藤五国光」の師となり、故郷の備前和気庄に返ったのは五十八歳の時で、その後弘長元年には幕府の執権( 北条時頼 )の命により八十二歳の高齢で再び出府して作刀したとされている。
作風は、賑やかな丁子乱れは鎌倉時代中期の作柄、小沸が強く、地刃ともに明るく強い感があり、かつ匂い口が冴えて丁子足が見事に入る。
国宝指定は5 振、重要文化財指定は6 振、重要美術品指定1 振、と日本刀史上に燦然と輝く名工中の名工です。
本刀は、鎬造り庵棟反り深く踏ん張りがあり、平肉が豊かに付き、切先よく伸びている。地は杢目肌よく詰んで美しく冴え、やや流れ心の肌目交え地斑調の乱れ映り表れる。
刃は大どかなのたれ、深く柔らかな匂いを敷いて小沸付き、匂いの丁子足が盛んに入る。
本作は特別貴重刀剣認定書が付属し、薫山先生の鞘書きがあります。
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長さ・・・・2 尺3寸2 分厘
元幅・・・・約3.0 cm
先幅・・・・約2.0 cm
元重・・・・約8.5 mm(鎬幅)
先重・・・・約5.5 mm