
◆◆美しさと迫力を兼ね備えた、最後の軍刀世代◆◆
★「靖国刀匠」とは、昭和8年7月から、終戦に至る12年間、陸軍大臣であった荒木貞夫が組織した刀工集団で、日本刀鍛錬会に所属する刀匠らの通称です。日本刀鍛錬会が靖国神社境内にあったことなどから、この次期に靖国神社で鍛刀された刀剣は靖国刀と称され、現在では特に国内外で人気が有ります。
靖国刀は、高級仕官(左官以上)の帯刀用、または陸海軍大学校の成績優秀な卒業生(年間3人まで)に贈られた御下賜刀用として鍛えられた優秀刀であり、一般の軍刀刀身とは一線を隔すものです。ですから鉄質そのものから拘りがあり、残る作品は入念作ということになります。
本作は、高級仕官の需要に応じて造られた御刀です。
本名: 阿部繁雄(山形県出身)
昭和8年12月15日に靖光の先手として日本刀鍛錬会に入会しました。
昭和14年10月4日に靖繁銘を受命。
昭和19年12月21日には、兵器行政本部主催の陸軍軍刀展覧会に於いて総裁賞受賞を果たすなど大きな功績を残します。
この時に発表された参加刀匠と作品の位列に於いて靖国刀匠中で最上位を獲得したのが本作の靖繁です。
本刀は昭和16年の作品は、ちょうど技量が漲っている時期の作刀。
靖国刀、代表刀工作品の、うぶ出しです。
是非研ぎに出して素晴らしい刀を蘇らせて下さい。
●この鞘は、昭和期に製作された九八式陸軍軍刀拵の一振で、当時の日本陸軍の格式と機能美を今に伝える逸品です。
重厚な鉄製の鞘身は、堅牢さと実用性を兼ね備えており、軍用刀としての確かな存在感を放ちます。
吊り金具や、唐草風の返り角などの金具装飾には、職人の丁寧な手仕事と細やかな意匠美が息づいており、単なる武具を超えた工芸的価値を感じさせます。
経年の風合いが醸す深みある表情は、まさに歴史の重みを宿す証であり、コレクションとしても価値の高い一点です。
◆◆◆◆
■種別■
刀
■長さ■
65.0cm
■反り■
1.3cm
■元幅■
3.0cm
■先幅■
2.0cm
■元重■
0.8cm
■先重■
0.5cm
■重量■
約640g
■目くぎ穴■
1個
■銘文■
表 昭和十六年一月吉日
裏 靖繁
登録記号番号 福岡県 第107089号
令和参年壱月弐拾壱日交付
※商品到着後、一週間以内に必ず名義変更をお願いします。
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