![](https://auctions.c.yimg.jp/images.auctions.yahoo.co.jp/image/dr000/auc0102/user/0d7743e24b862297d8495d5a47a34cef24fe4b746a14e3a172caa1cf2eec9578/i-img444x628-17392801730588er55je59064.jpg)
古刀最上作・鎌倉時代山代の大名工・産茎在銘太刀「 来国光 」本間薫山先生鞘書き有り・特別貴重刀剣
来派は、日本刀の刀工の流派の一つであり、鎌倉時代中期から南北朝時代にかけて山城国(京都府)で活動した。
主な刀工に「国行」「国俊(通称「二字国俊」」「来国俊」「来国光」「来国次」らがいる。
「国行」が来派の実質始祖である。
「国光」は、鎌倉時代末期から南北朝時代の刀工で「来国俊」の子と伝える。
太刀姿は切先が延びた南北朝時代の作風を示すものが多く「来国俊」よりは豪壮である。
作域は大変に広く、来派伝統の直刃主体で小沸出来のものと、乱れ刃主体で沸の強い作とがあり、後者は「正宗」などの相州伝の影響を受けたものとされる。
現存作は、太刀・短刀ともに多く、いずれも沸の強い覇気のある作風が見られる。
年紀ある作刀は嘉元 2 年から、元徳・貞和を経て観応 2 年に及ぶ。
作風地金は、板目肌良く詰み地沸厚く付き、地景が現れ、刃紋は直刃に小乱れ少し交じり、足や葉が良く入り、金筋砂流し入るを特徴とします。
来四代はいずれも( 国宝 )( 重要文化財指定 )がある。
日本刀名跡の中でも最高位に位置する刀工一族であります。
「国光」は来四代の中でも( 国宝・重要文化財 )指定数が一番多い名工中の刀工です。
本刀は貴重この上ない産茎在銘の太刀で「 来国光 」銘の鎌倉時代の名刀で有り、地鉄板目古刀然として杢目荒々しく、全体に来映り表れ、刃は腰の低い直刃に小足よく入り、砂流、葉と働き、帽子焼き詰めとなる。
特別貴重刀剣認定書が付属し、鞘には本間薫山先生の鞘書きがあります。
本刀は委託品でございますが、なるべく売り切らせて頂きますので、皆様のご入札をお待ち致しております。
本刀古研ぎの状態のままでございますので、少々のヒケ、及び薄錆ございます事、ご了承下さい。
お刀の状態につきましては、記載写真を良くご参照の上、ご納得での入札をお願い致します。
落札後は、速やかにお取引き頂けますお方様のみご入札をお願い致します。
又、評価の悪い方等の入札は、当方の判断にて取り消させて頂きます場合がございます事、ご了承下さい。
評価新規のお方様でも入札はできますが、必ず質問欄より(落札に至った場合の購入の意思)ご連絡ください。
連絡無き入札は、取り消させて頂きます。
及び落札後はいかなる理由でもキャンセルは受け付けませんので、入札前に十分にご検討下さいますようお願い致します。
落札後の質問にもお答え出来ませんので、気になる点ございましたらオークション開催中に何なりとご遠慮なくご質問下さいませ。
長さ・・・・2尺3寸4分
元幅・・・・約 2.95 cm
先幅・・・・約 1.90 cm
元重・・・・約 6.6 mm
先重・・・・約 4.9 mm