「贈与-生成変化の人間変容論 : ドゥルーズ = ガタリと教育学の超克」
森田裕之 / 青山社
定価: ¥ 2,750
ドゥルーズ=ガタリらを手がかりとしながら、贈与と生成変化という視座から教育学を問い直し、〈子どもの多元的な生〉を全面的に説明し捉える事ができる理論を構築する。
※ うす汚れやコスレなど、ごく常識レベルの使用感があります。大きな傷みのないスッキリと良好な中古本です。
■目次
第1章 贈与−生成変化の人間変容論という〈教育学の差異化としての理論〉の構築
1.現実の子どもの生を捉えることができる贈与−生成変化の人間変容論の構築へ向けて
2.〈「与える」と「学ぶ」の交換〉と〈「待つ」と「学ぶ」の交換〉の弁証法とそれにおける発達
3.〈贈与としての「与える」〉という出来事とそれにおける生成
4.〈生成変化への「待つ」〉という出来事とそれにおける動物への生成変化
5.起源としての〈贈与としての「与える」〉と〈生成変化への「待つ」〉という二つの出来事
第2章 教育学を差異化させようとする生成変化
1.ドゥルーズ=ガタリを読むことによって生成変化を考える
2.ドゥルーズ=ガタリの生成変化のシステム論の構成
3.ドゥルーズ=ガタリの生成変化のシステム論から生成変化と発達−生成のシステム論へ
4.生成変化と発達−生成のシステム論にもとづいた生成変化についての考察
第3章 相互に次元を異にしつつ不可分な関係にある生成変化と死
1.芥川龍之介「歯車」におけるドッペルゲンガーという問題の解明に向けて
2.ドゥルーズ=ガタリの生成変化という概念にもとづいたドッペルゲンガーについての考察
3.ドッペルゲンガーについての考察にもとづいた「歯車」の基本構造の解明
4.狂人への生成変化と死の不思議の環という「歯車」の基本構造の射程
第4章 贈与−生成変化の人間変容論の基礎理論となる微粒子−記号の変容論
【管理用】
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