エリザベス・キューブラー・ロス著、「『死ぬ瞬間』と死後の生(Death is of Vital Importance)」です。鈴木晶訳、中公文庫。状態は、全般にかなり良好です。送料はクリックポストで185円です(※厚さ2cm以下の文庫本は、合計1㎏を超えない範囲で計4冊程度まで同梱可能です)。
★内容: 延命を至上目的にしてきた医療のあり方に対する疑問 ―― 死は敗北なのか・・・。死の問題、終末期医療に取り組み続けた著者が語る、生きること、そして死ぬことの意味。人生を百パーセント生きるとはどういうことか、死後の生とは何か ――。スイスでの幼年時代の思い出、患者への心のケアを忘れた既存の医療体制との衝突、さまざまな体験、実践を経て、死を迎える患者たちの話を聞くに至るまで。さらに、自ら経験した壮絶な神秘体験や死後の生への確信など、大ベストセラーとなった『死ぬ瞬間(On Death and Dying)』の著者、キューブラー・ロス博士の思想のエッセンスを伝える最良のテキスト。
★著者、エリザベス・キューブラー・ロス(Elisabeth Kbler=Ross)は1926年、スイス・チューリッヒ生まれ。チューリッヒ大学医学部卒業。結婚後に渡米し、ニューヨーク、コロラドの病院を経て、シカゴ大学の付属病院で「死とその過程」に関するセミナーをはじめる。1969年に『死ぬ瞬間(On Death and Dying)』を発表。「死」を直視すること、患者の心によりそう大切さを訴え、世界的ベストセラーとなった。その後も講演などで世界を飛び回り、末期患者のための施設、シャンティ・ニラヤ(平和の家)を作るなどの活動を通じて、20世紀の終末期医療のあり方に大きな影響を与え、「死の専門家」と呼ばれた。自伝『人生は廻る輪のように(The Wheel of Life)』のほか多くの著作がある。2004年死去(享年78)。