拍卖号：x1212870635

开始时间：12/18/2025 15:38:59

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结束时间：12/21/2025 21:38:59

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江戸初期に舶来した唐物柚子香合です。他界した祖母の購入品で、五島慶太旧蔵の品だと聞かされています。

古くから公家や大名に珍重されてきた唐物柚香合は、いくつか伝来しており最も著名なものが写真6枚目永青文庫所蔵のものです。また写真7枚目のように千家十職の駒沢利斎（春斎）もその写しの制作に取り組んでいます。

こちらは、江戸時代初期の比較的古いものでヘタの部分についている葉やその縁までも実物の柚子のように表現されており、丁寧な仕事ぶりが窺えます。
同手の品の中でも特に優れたものだったからでしょうか、箱の蔵札から五島慶太旧蔵のものと考えられます。(写真5枚目)
ただし、「古経楼」の印が剥落したため残欠部分からの推測になります。朱色、黒色で字を書き分けている点は五島慶太の箱書きの特徴であるので、間違いないだろうと思います。

江戸時代の数寄者箱、江戸時代の瑞雲文仕覆が付属いたします。香合には珍しく大事にされてきたことが分かります。
こうした香合は、今後出品されることがほとんどないだろうと思います。貴重な品を後世の方に伝えたくこの度出品することとなりました。
ご入札をお待ちしております。

※購入時の金額は、おおよそ150万円とのことでした。祖母は他界しているため親戚の話によります。領収書等はありません。

大きさ　4.5ｃｍ、6ｃｍ
状態：漆のハガレ、経年感がございます。