昭和55年(1980)1月25日午後6時15分から、東京・
新宿西口の安田生命ホールで行われた『落語会80』のチラシ
と券付セットである。券は前から三列目のC列6番である。
「落語会80」の第一回目はここからスタートした。小三治は
山田洋次の原作「頓馬の使者」で、この噺はもともと山田が柳
家小さんに書き下ろした新作落語で、弟子の小三治が意欲的に
挑戦した。圓丈の新作は、この時一度きりのまさに一期一会で
あった・・・。
まだこの頃は、カラー印刷はコスト高なので、ひと昔前の昭
和レトロな二色刷りのチラシであった。主催のフジ企画は、こ
の会のプログラムは作らなかった。当時の木戸銭は1500円
であった。ちなみに、落語会80の音源はワーナー・パイオニ
アが会場録音し、その後、レコード&テープ化された。
【当日の演目/監修・関山和夫】
●山田洋次の原作「頓馬の使者」 柳家小三治
●「かつぎや」 三遊亭圓窓
●「人形買い」 入船亭扇橋
●「七段目」 三遊亭圓弥
●「パニック・イン落語界80」 三遊亭圓丈
状態は、完品ではないが「美品」に近いの部類である。今か
ら41年も前のものなので、わずか遜色はお許し下さい。発送
は厚紙を添えて折れないように配慮したい。送料は当方が
負担します。