高岡を代表する漆芸の神技師として名高き『三村松齋・斎』とは
専門資料にも書かれて在る様に数々の博覧会にて受賞を果たした
作品の現存数の極めて少ない伝説的なる名工と謳われておりますが

そんな『三村松齋・斎』の作例の中でも今作とは
一見するだけでも何かしらの博覧会への『出品作』
で在ろうと言う事が容易に窺い知れます

二度とは御眼に掛かる事の叶わない
史上初の究極の逸品と成っております。

(時代)
明治期

(寸法)
横幅(22.0cm)
縦幅(25.4cm)
高さ(5.3cm)
重量(788g)

驚異的なる神技によって描き尽くされた文様は
視る者全てを完璧に魅了する
奇跡の出来栄えと成っております。

一瞬、動きが止まってしまう程に精妙なる今作ですから
ほぼ間違いの無い確率で
何かしらの博覧会への『出品作』かと想われます。

添えられた硯が『木硯』で在る場合とは
極めて高い確率で何かしらの博覧会への
『出品作』で在ると云われております。

(状態)
明治期に謹作された『古美術品』ですから
至極当然と言えます僅かな擦れや削げや
微細な反り等は御座いますが

それ以外には特筆すべき箇所の無い
無傷完品レベルと成っております。

『三村松齋』の作品に出逢える確率とは
生涯でも一度、在るか無いかとまで謳われる
正真正銘なる博物館級の『別格品』と成っております。