
岩波講座現代思想 13,14 テクノロジーの思想 近代/反近代 二冊 岩波書店
2冊ともカバー細かいスレキズ三方とくに天に薄汚れ小シミあります。本文良好
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人類史上かつてないほどの激動を体験した20世紀は,人間の知的活動が最も活発に展開された時代でもあった.しかし今日その知的成果にも翳りが見え始め,人類に不安をもたらしている.この20世紀を思想史的に再考するため,現代思想のパラダイムを構成している言語・無意識・構造・システム・情報など主要な問題群を照射する.
編集委員
新田義弘
丸山圭三郎
子安宣邦
三島憲一
丸山高司
佐々木力
村田純一
野家啓一
近代理解の多様性
13
テクノロジーの思想
一 技術の基本思想
1技術の哲学 村田純一
2分岐点における技術と社会 科学技術の政治経済学 須藤修
3 エネルギーとエコロジー 高木仁三郎
4戦争と科学技術 三宅宏司
二 現代技術の形成と普及
5電気技術ネットワークの普及 実験室、劇場、生活空間
慎蒼健
6 テクノロジーの表象としての建築 八束はじめ
7ディスクールとしてのデータベース マーク・ポスター
三 文化のなかの技術
8技術制度化の思想史 中山茂
9新技術の受容と意識の構造 堀尾尚志
10 コンテクストのなかの技術 メルヴィン・クランツバーグ
14
近代/反近代
1 アンチ・モダン プロ・モダン ポスト・モダン ノルベルト・ボルツ
2 表現主義と近代 山本尤
3 ミーメーシスとロゴス スピノザからの問題提起 須藤訓任
4そして誰も居なくなった コギト・エルゴ・スムの彼方へ 魚住洋一
二 20世紀における普通と特殊
5普遍主義の文脈 大庭健
6理性とその他者
7全体主義と個人の倫理 池上哲司
三 もうひとつの近代
8 毛沢東思想における近代と反近代 アリフ・ダーリク
9アジア主義・何処から何処へ 近世後期思想史からの照射の試み 桂島宣弘
10 社会的実践の再構築のために メディアの破産、文明の危機、近代の逃走
フェリックス・ガタリ