☆地方の公立図書館の『除籍本』です
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ヤーコブソン 現象学的構造主義
エルマー・ホーレンシュタイン (著), 川本 茂雄 (翻訳)
出版社: 白水社
発売日: 1983/3
☆スマホでご覧の方は「商品説明」の全てをご確認の後に、ご入札ご検討下さい。
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内容:
『現代言語学の巨人ヤーコブソンの本質を、現象学と構造主義という一見対立する二項間の力学を通して解明した名著。彼の学際的かつ多岐にわたる業績は今日なお輝きを放つ』
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状態:ハードカバーは透明保護フィルムでラミネートされています。
ハードカバーにシール剥がし跡があります。
天にヨゴレがあります。
地と奥付けに図書館リサイクル印があります。
☆開きクセ・耳折れは有りません。
☆本文は、経年の薄ヤケがありますが、目立つヨゴレ、書き込み、マーキングは見当たらず良好です。
☆専門的内容なので利用者が少なかったようで使用感の薄い本です。
写真もご参考になさり、入札ご検討ください。
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発送:ビニールに包み、追跡のできるクリックポスト郵便を予定しています。
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☆疑問点等有りましたらご遠慮なく「出品者への質問」でお問い合わせください。
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アマゾンカスタマ―レビュー:
『後世にインスピレーションを与えたヤーコブソンの思想
言語学関連の本を頂いた未亡人の方が、亡くなったご主人の一番敬愛していた学者だと言っていたローマン・ヤーコブソン。その人の業績、提示して展開したアイディアを余さず書き記した一冊。
頂いた本の中にはヤーコブソン自身の著作も3冊含まれていて、それぞれ言語学、言語科学、詩学に就いて纏められたものだ。中でも第三巻の詩学はよく手にとって読んでいる。時代的にはロシア・アヴァンギャルドが勃興してきた頃で、未来派詩人の擁護をしている。シクロフスキーやマヤコフスキーやバフチンの著作を求めて読んだのも、元はといえば「ヤーコブソン選集 第三巻」の影響だった。そんな風にロシア・アヴァンギャルドの論客として専らヤーコブソンのことを位置づけていたのだが、本書を読んでみるとそれだけには留まらない拡がりを持っていて、ヤーコブソンという星雲が他の様々な学者の説と隣接し、対立しながら己の説を主張している様子が眺望できるようになっている。・・・・ 』