○商品
岩波書店(発行)、1960年12月24日第1刷発行、第11刷(1977年8月)、838ページ、定価4000円(当時)
○目次より
概説 3
言語 言語 日本の言語学 言語学
言語本質論、方法論など 65
標準語とアクセント 言語学における行動主義 メンタリズムかメカニズムか? 方言研究私見 他
音韻論 229
Phonemeについて 音韻論から見た国語のアクセント 北京語の音韻体系について 音韻論(1) 他
意味論 371
意味に関する一考察 意味論(1) 意味論(2) 満州語の一人称複数代名詞 他
単語その他の言語単位 415
「文節」について――特に日本語および英語に関して―― 「文節」とアクセント 具体的言語単位と抽象的単語単位 付属語と付属形式 他
言語年代学 515
「言語年代学」即ち「語彙統計学」の方法について 「言語年代学」について
書評その他 577
実証的方法の手がたさ わが東洋語学 ポッペ教授『ハルハ蒙古語文法』 西尾実・時枝誠記監修『国語教育のための国語講座第1巻』 他
国語国字問題、国語教育 615
分ち書きについて 「現代かなづかい」批判 国語の音韻体系と新日本式ローマ字つづり方 国語の音韻体系とローマ字のつづり方 他
英文論文
Phoneme, Phone, and Compound Phone / Mentalistically or Mechanistically? / Comparative Study of Postpositions in Mongolian Dialects and the Written Language. By Frederick Holden Buck / The Analysis of Meaning 他
論文執筆・発表の年月と発表雑誌等の名
索引
○wikipediaより
服部四郎(はっとり・しろう)
1908年生~1995年没。三重県亀山市生まれ。東京大学名誉教授。第一高等学校時代に読んだ安藤正次の『言語学概論』で、日本語の起源が不明であることを知り、言語学を志す。1931年、東京帝国大学文学部言語学科卒業。言語学、国語学、アイヌ語、朝鮮語、モンゴル語、満州語、トルコ語、中国語などを学ぶ。また学部時代に琉球(沖縄)で言語調査を行う。1933~1936年、旧満州国北部ハイラルなどでアルタイ諸語を研究。1943年、文学博士(学位請求論文:「元朝秘史の蒙古語を表はす漢字の研究」)。
○状態
半世紀前の古本ですが函保管のため状態は良く、書込みや折れはありません。全体に焼け、函部に焼け、染み、当たりがあります。言語学研究の古典――絶版状態にある希少な本書をお譲り致します。