村上鬼城
(1865~1938)生れ名・小原荘太郎、江戸小石川生れの俳人、司法代書人(後の司法書士)。
1875年、11歳の時、母方の村上の養子となる。1884年、明治義塾法律学校に入る。
1889年、和仏法律学校校外生として法律を勉強。1894年、高崎で代書業に従事する。
1895年、俳句革新論を唱えていた正岡子規に共鳴、書状を送って教えを乞う。
1897年、『ホトトギス』創刊、鬼城も参加。1902年、子規死後は、主宰の高濱虚子に句を見てもらう。
1913年、高崎での句会開催に虚子、内藤鳴雪を迎え、鬼城の句を特選に選ぶ。
1915年、耳聾のため裁判所代書を免ぜられるも、翌年、法曹俳句会の陳情・交渉により、代書業に復帰。
1917年、大須賀乙字編『鬼城句集』刊行。1892年、妻を亡くすと、1896年、再婚。
二男七女と子宝に恵まれるも、生活は極度の窮乏。1938年、胃癌のため死去、73歳。
書名:村上鬼城全集(昭和49年:あさお社版)」:全2巻別巻1揃:
著者:村上鬼城
発行所:あさを社
発行日:【一】昭和49年5月17日 発行 /【二】昭和49年8月20日 発行 /【別】昭和49年8月10日 発行 /
定価:(2,500円+送料200円)× 3 = 8,100円
所収:【一】 俳句篇 ◇
定本鬼城句集 ; 序(高濱虚子)/ 新年 / 春 / 夏 / 秋 / 冬 /
未発表作品集 ; 新年 / 春 / 夏 / 秋 /冬/
序文集 / 〇 解説(田島武夫)/
【二】 創作・俳論篇 ◇
俳論篇(杉風論・俳諧本質論)/ 評釈篇 / 創作篇(小説・随筆)/ 俳句添削篇 / 書簡集 / 未発表稿 /
村上鬼城追悼 / 〇 村上鬼城年譜(田島武夫編)/ 作品解説(田島武夫)/
【附録】村上鬼城慰藉帖
【別】 村上鬼城遺墨集 ◇
参考:帯一破れ、二・別なし。箱、小口・天・地、本文等に汚れ・ヤケ・シミ・蔵書印等あり。A5判。B5判。計約2.2kg。
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