【真袖】日新館(現栃木県那須塩原市立鍋掛小学校)関係刷物6点/訓導,会津藩士野村木哉,仝宇都宮藩士小室重弘(屈山/自由民権運動)他/明治初期

【真袖】日新館(現栃木県那須塩原市立鍋掛小学校)関係刷物6点/訓導,会津藩士野村木哉,仝宇都宮藩士小室重弘(屈山/自由民権運動)他/明治初期 收藏

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作者と作品
明治6年3月奥州道中鍋掛宿(下野那須郡/現栃木県那須塩原市)内の正観寺を借用、「日新館(校名は初代訓導に就任した旧会津藩士野村木哉の命名,会津藩の藩校日新館に由来する)」として創立した小学校(現栃木県那須塩原市立鍋掛小学校)関係の刷物など6点一括 明治初期 すべて鍋掛宿の旧家増渕家の当主増渕嘉平の長男倉一郎宛の下等小学校第8~3級卒業証書(現在の各学年の修業証書に類するもの)揃 画像③下等小学校第8級卒業証書 明治8年初代訓導(教頭)野村木哉 肉筆墨書朱印(第一大学区第三十九番中学区第三十二番小学日新館之印&小学教頭野村木哉印)実捺 画像④下等小学校第7級卒業証書 明治9年2代訓導(権中授業)大塩金次郎 肉筆墨書朱印(第一大学区第三十九番中学区第三十二番小学日新館之印&小学権中授業大塩金次郎)実捺 画像⑤下等小学校第6級卒業証書 明治9年2代訓導(権中授業)大塩金次郎 肉筆墨書朱印(第一大学区第三十九番中学区第三十二番小学日新館之印&小学権中授業大塩金次郎)実捺 画像⑥下等小学校第5級卒業証書 明治10年3代訓導(4等訓導)小室重弘 木版+肉筆墨書朱印(第一大学区第三十九番中学区第三十二番小学日新館之印&重弘)実捺 画像⑦下等小学校第4級卒業証書 明治11年4代訓導(4等訓導)赤平良助 木版+肉筆墨書朱印(第一大学区四十番中学区公立日新館小学校印&良輔)実捺 画像⑧下等小学校第3級卒業証書 明治12年4代訓導(4等訓導)赤平良助 木版+肉筆墨書朱印(第一大学区四十番中学区公立日新館小学校印&小学四等訓導赤平良助之印)実捺 以上6通一括 初代訓導の野村木哉は旧会津藩士、会津藩の藩校「日新館」で漢学を学び、戊辰の役では前線で戦い九死に一生を得る、維新後は栃木と福島の両県で教員を勤めた教育者 「日新館」の離任後は会津に戻り猪苗代小学校校長等を歴任 3代訓導の小室重弘(1858~1908)は旧宇都宮藩士、安政5年旧宇都宮藩の江戸藩邸で生、若くして漢籍を修め、維新後は「日新館」で訓導を勤める、のち同じ那須郡の佐久山宿(現大田原市)で自由民権運動ののろしを上げる 田中正造の要請で栃木新聞幹事に就任、栃木県会書記となり、国会開設運動に加わる 以後各地の新聞社で主筆等を勤め、明治27年第3回衆議院議員選挙で愛知県第2区に自由党より出馬し初当選その後連続3期在任、自由民権運動を終始リードしたジャーナリスト また屈山と号し新体詩人としても活躍「自由の歌」で一世を風靡した 維新後すぐの小室の動向は不明な点が多く本史料は貴重
状態・その他
状態はすべて折れあり また経年のスレ薄シミ等あるものも含むが概ね良好 古いものですので、画像をよくご覧になり、ノークレーム、ノーリターンでお願いします


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