22.9×16.2㎝
序3丁+本編49丁
【題箋】殆ど剥がれた題箋の上から墨書で『笈日記 上』とあり。
【内容】
支考自序 3丁
笈日記 上巻 全49丁
【因みに】【画像9参照】
序末の刊記、「元禄乙亥の穐七月十五日」 上部の欄外に、墨書で以下の覚え書き?あり。
「八年なり明和寅迄七十六年也貞享五より八十三年也」
・八年なり←元禄乙亥(八1695年)の穐七月十五日
・明和寅(七1770)迄七十六年也 ←元禄八年から明和七年迄の年数
・貞享五(1720)より八十三年也→1803年・享和三年
・各務 支考 寛文五( 1665)年~享保十六(1731)年
*上から判る年号は、元禄・明和・貞享・享和だが、各務支考の生きてた時代を考慮しても、余り関連性がないように思う。ただ、「享和」は元禄8年より約150年後だし、そこから考えられるのは、「この本を手に入れた年」ということなのだと思う。
【刊期等】「支考自序」に
元禄(乙)亥(八1695)の穐(秋)七月十五日
とあり。
【参考】出品本の印影と同じ、早稲田大学図書館蔵本の解説に依れば
著者/作者 各務 支考, 1665-1731
寺町二条上ル町(京) : 井筒屋, [元禄8(1695)]
とあり。
※全体的に、経年によるくすみ、汚れ、虫食いあり。
※経年による紙の劣化、袋部分の破れ、変色、斑点状の染み、多数あり。
※梱包材の再利用に努めています。ご理解下さい。
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