加藤周一
(1919~2008)東京府生れの評論家、小説家、医師。幼少期から古典、漢文に親しみ、
第一高等学校では英語、ドイツ語を、東京帝国大学医学部ではフランス語、ラテン語を学んだ。
大学在学中の1942年、中村真一郎、福永武彦らと「マチネ・ポエティク」を結成。
終戦直後、原爆調査団の一員として広島に赴き、原爆の被害を実際に見聞するも、
1958年、医業を廃し、評論家として独立。1980年、『日本文学史序説』で大佛次郎賞を受賞。
1984年、平凡社版の『大百科事典』、1988年、同社の『世界大百科事典』の編集長を務める。
1993年には朝日賞を、2000年にはフランス政府からレジオンドヌール勲章を授与された。
2008年夏、カトリックの洗礼を受け、その年12月、多臓器不全のため死去。89歳。
書名:加藤周一著作集(1978年:平凡社版):全15巻別巻1: / 第2巻 ◇ 現代ヨーロッパ思想註釈
著者:加藤周一
編集:加藤周一
装幀:池田満寿夫
発行所:平凡社
発行日:1979年10月19日 初版第1刷発行
定価:1,800円
所収: 現代ヨーロッパ思想註釈 ◇
Ⅰ ; 途絶えざる歌 / ジャン・ゲーノ / ジャン=リシャール・ブロック /
Ⅱ ; ヨーロッパ思想・新しい現実との対決 / 現代ヨーロッパにおける反動の論理 /
ゴットフリート・ベンと現代ドイツの「精神」/ グレアム・グリーンとカトリシズムの一面 /
カール・バルトとプロテスタンティズムの倫理 / シモーヌ・ヴェイユと工場労働者の問題 /
E・M・フォースターとヒューマニズム/
Ⅲ ; サルトルの位置づけ / サルトルと共産主義 / サルトルの知識人論 / 人間学または『状況第九』の事 /
サルトル論以前 /
〇 あとがき(加藤周一)/ 初出一覧(加藤周一著作集編集部)/
参考:帯なし。箱、ジャケ、小口・天・地、本文等に少汚れ・ヤケ・シミ等あり。四六判。P348。500g。≪古本購入≫
ゆうパケット(追跡あり)360円。取置(1週間)・ゆうパック等で同梱可。
★終活のため処分しております。