26.2×19㎝
【丁付け無し】紙の虫喰いがひどいので、全体で何丁あるか数えていない。ただ、半丁9行書き。
(因みに、参照した早稲田大学図書館蔵本は半丁8行書き。)
序 雪中庵蓼太
自序 水上亭桃鏡 宝暦(十一1761)辛巳冬
【内容】早稲田大学図書館蔵の五巻本と基本的には同じだが、
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巻之一末尾【画像4参照】、
古池や蛙飛こむ水の音 翁
芦の若葉にかかる蜘の巣 其角
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巻之三 途中
五月雨を集て涼し最上川 翁 から始まる歌仙(36句)
【画像5・6参照】
涼しさや海に入たる最上川 翁 歌仙
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巻之三 末尾
水仙は見る間を春に得たりけり 路通 歌仙 に続いて
【画像7~9参照】
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が挿入されている。
【因みに】書き損じ(写し間違い)と見られる部分に、朱筆で正しい文字が記されている。
【参考】芭蕉翁附合集 巻上・下 雪中庵蓼太 [編]
があるが、出品本とは別物である。
勿論出品本の序・雪中庵蓼太と同一人物である。
※全体的に、経年によるくすみ、汚れあり。
※経年による紙の劣化、変色、斑点状の染み、虫喰い多数あり。
※梱包材の再利用に努めています。ご理解下さい。