ステファン・ブラザーズのグラファイトロッド、8フィート2インチ、4番指定、3ピースです。
今回の出品する竿は、1998年にマーク・ステファン本人がカスタムビルドした一点ものに近いスペックのフライロッド、と思われます。
(8フィート2インチ・4番・3Pというスペックは過去~現在にわたりスタンダードラインナップには存在せず、その隙間を埋めるため、発注者の意向又はマーク・ステファン氏自らの思想により、インチ単位のこだわりで調整されたブランクであることが示唆されます。)
以下はステファンブラザーズについてのご紹介となります。
アメリカのアリゾナ州に本拠を置くステファン・ブラザーズ(Steffen Brothers)は、マークとティムのステファン兄弟によって1980年に設立された、知る人ぞ知る小規模なカスタムロッドメーカーです。
現在は「Graywolf Rods」のシェーン・グレイ氏にブランドと技術が継承されていますが、長年にわたり培われた「ステファン流」の設計思想は今も守り続けられています。
多くのメーカーが他社製ブランクを使用する中で、ステファン・ブラザーズはマンドレル(芯金)の設計からブランクの焼き上げまで自社で行う希少なメーカーです。この世知辛い昨今においてはかなり少数派の貴重な存在かも知れません。
設計思想としてはダルさがなく、非常にシャープで素直なアクションが特徴。
ティップは繊細で近距離のプレゼンテーションと細いティペットの保護性に優れ、バットは大物にも対応できる粘り強さを持っています。
最近ではグラスブランクが話題になりがちでブランクのラインナップも充実していますが、過去のグラファイトロッドも「ヴィンテージ・フィール」を持つ名作として根強い人気がありました。
現代の超高弾性・ファストアクションなロッドとは一線を画す、しなやかでスムーズなミディアム~ミディアムファストアクションが特徴。
過去にはレネ・ハロップなど、著名なフライフィッシャーが愛用していたこと、またマッチザハッチのフライフィッシングの本場ヘンリーズフォークなどでは熱狂的な支持者が多いことでも知られていました。
2020年ごろに創業者であるマーク・ステファン氏の引退意向によりステファンブラザーズの灯がいったん消えかけましたが、上記の後継者の出現によって現在も営業が続けられているメーカーです。
今回出品した竿ですが(いわゆる「断捨離」「終活」のための出品です・・・)、
入手以来、近郊の里川や北海道遠征などでそれなりに使用していたため、使用に伴う小傷、スクラッチ、経年によるコルクの痩せやメヌケは見受けられますが、破損に直結するような有害なブランクの傷等はありません。またスピゴットフェルールの状態も良好ですので、まだまだ長くご使用いただけると思います。
釣り味としては、、やはりアメリカの竿なので、正直、小さなヤマメやイワナより、大きなレインボーやブラウンを釣る道具として使用すると、より楽しい、という感じです(笑)。あえて言うなら、ほんの一例としては、、、北海道の昆布川のブラウン釣りにバッチリハマる感じです(笑)。小さなドライフライによるライズフィッシングが成立する冬季ニジマス釣り場でも数回使いましたが、かなりいい感じです(笑)
本商品は程度は悪くはないとは思う(私見)のですが、あくまでも中古品ですので、ノークレーム・ノーリターンでのお取引とさせていただきます。
その点をご承知の上での入札をお願い致します。
プチプチシートで梱包した簡易的な状態での発送とさせていただきますので、その点もあらかじめご了承願います。
何卒宜しくお願い致します。