【LEE 220-J デニムジャケット(推定サイズ38〜40)/80年代】
1889年、アメリカ・カンザス州サリナ。
LEE(リー)は、ワークウェアという概念がまだ“作業着”としてしか見られていなかった時代から、労働者の現場に寄り添う服を作り続けてきたブランドです。創業者ヘンリー・デヴィッド・リーが雑貨卸売業からスタートし、20世紀初頭には「現場で本当に役立つ服」を自社で生産する方向へ舵を切ったことで、LEEは単なる衣料メーカーではなく、アメリカンワークウェア史そのものを形作る存在になっていきます。
LEEが偉大なのは、ただ“丈夫”な服を作ったからではありません。
ワークウェアを「道具」として捉え、使う人間の動き・負荷・生活に合わせて仕様をアップデートしてきたこと。例えば、ジーンズにジッパーフライをいち早く取り入れたことも象徴的ですし、縫製や補強の思想も徹底して実用から逆算されている。だからLEEの服には、スペックとしての硬派さだけでなく、着た瞬間に分かる“身体の相棒感”がある。
そしてデニムジャケットの世界で、LEEの象徴と言えるのが「101-J(カウボーイジャケット)」の系譜です。
胸のプリーツ、フラップ付きポケット、ウエストのアジャスター。ワークウェアの合理性と、ジャケットとしての端正な顔つきが共存しているから、単なる作業着に留まらず、カウボーイやロデオ、そしてアメリカのカルチャーの中に溶け込んでいきました。
今回出品するのは、その101-Jのディテールを踏襲した「LEE 220-J」。
ここが重要で、220-Jは“別物の簡略版”ではなく、あくまで101-Jの造形を保ったまま、デニムの方向性で個性を出しているモデルです。つまり、見た目の文法は101-Jそのままに、デニムの表情が違う。だからこそ、同じ“カウボーイジャケット顔”でも、着たときのムードが変わるのが面白いところです。
本品はタグの仕様などから80年代の個体と推測しています。
この時代のLEEは、ヴィンテージと現代のちょうど中間に位置しつつ、まだ作りが素直で、空気感に“古さ”が残っている世代。復刻が当たり前になった今だからこそ、80年代のリアルなLEEは逆に気分だと思います。
ディテールは写真の通り、フロントプリーツ、フラップ付き胸ポケット、Lee刻印のボタン、ウエストサイドアジャスター。
この「必要なものが必要なだけ」入った設計は、やっぱりLEEが上手い。
ジャケットとしての顔が整ってるのに、ワークウェアとしての説得力も落ちない。だから古着として買って、ガンガン着て、日常で雑に扱っても様になる。
そして220-Jの核になるのが、生地が右綾(右織)であること。
右綾は、織り目の出方や色落ちの方向性が“王道のデニム”らしく出てきやすく、縦の表情やコントラストも含めて、デニムとしてのキャラクターがストレートに立ち上がります。101-Jの造形美に、右綾デニムの表情が乗ることで、LEEなのにどこか王道アメリカデニムのムードも感じられる。この“ミックス感”が220-Jの旨みだと思います。
色味は、すでに全体に自然なエイジングが入り、こなれた雰囲気。
派手に作り込んだ色落ちではなく、日常で育ったようなリアルさがあり、今すぐ着てサマになる状態です。ここからさらに着込めば、右綾らしい表情の変化も楽しめると思います。
サイズ表記は確認できませんが、実寸から推測すると38〜40前後。
いわゆる「一番着る人が多いゾーン」で、インナーも選びやすく、需要の高いサイズ感です。
【実寸(平置き)】
肩幅:48cm
身幅:57cm
袖丈:61cm
着丈:59cm
素人採寸ですので多少の誤差は御理解下さい。
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(2026年 1月 22日 18時 23分 追加)GK85-4500