【 記念碑的ヴィンテージ 】
「ドミニク・ローラン」が造り出す緻密で高いクオリティワインは、
今や世界中のワインラヴァーを虜にしています。
洋菓子職人から一転。
黄金時代を築いた偉大なる名醸造家達から、自然でクラシカルなブルゴーニュワイン造りを独自に習得。
わずか32才にしてネゴシアン業をスタートします。近年は、アペラシオン数を増やして、
ブルゴーニュのテロワールをリスペクトする彼の姿勢は、ワインを愛する人全ての称賛の的となっています。
ドミニクは、近代テクニックに偏らない栽培・醸造法で、今では
『ブルゴーニュ5本指に入る名醸造家』
に登り詰めています。
『皇帝ナポレオンがこよなく愛した赤』で知られる「シャンベルタン」特級畑を擁するジュヴレ・シャンベルタン。
ブルゴーニュ随一の高質ワインを人は「王のワイン」と讃えました。
シャンベルタンとは、濃密な果実味と底から湧き上がるような大地の力強さ
しっかりとした骨格と壮大なスケール感を放つピノノワール。
その味わいのみならず、複雑さ、余韻、抜栓後の時間の変化など
ゆっくりといろいろなストーリーを語ってくれる奥深いブルゴーニュの歴史そのものです。
「レ・コルボー」とは、ジュヴレ・シャンベルタン村のほぼ中央部に当る優れた一級畑。
北側には「マジ・シャンベルタン」特級畑が続く
絶好のロケーションに位置します。
その味わいは、きわめて緻密で力感に溢れています。
特級のマジ・シャンベルタン同様にストラクチャーがしっかりしており堅牢なボディながら、
その中にもエレガントさを兼ね備えており、アフターの伸びも素晴らしい逸品です。
2006年は、黄金の丘「コート・ドール」の秀逸年。
熟成はもうすぐ20年。
またこの2006年には、息子さんと共にドメーヌ(ドメーヌ・ローラン・ペール・エ・フィス)をスタートさせ
SO2を全く使用しない自然なワイン造りを実践させた
ドミニクの記念碑的ヴィンテージになります。
ドミニクのワインは早飲みは無理だとの認識を持つ方もいらっしゃいますが、
「キュヴェ・トラディション」シリーズは別物。
新樽100%ではあるものの、樽のニュアンスは見事に溶け込み馴染んでいます。
ドミニクは、ある取材で
『私はぶどう生産者たちに「祖父の時代」のワインへ回帰しようと説得してきました。
説得というよりはむしろ、そういったスタイルへ「転換」を主張してきたと言ってもよいでしょう。
上記地区のピノ・ファンの品質は、この上ないほど完璧な出来でした。
この品質の向上は、セレクション技術の進化、深みと品格、フィネス、
クリスピーかつ長期熟成にたえる崇高で類い稀なピノを追求する日々の成果によってもたらされたものです。』
とのコメントを残しています。
野性味のあるラズベリーやチェリー、バラのアロマが広がります。
樽香は上品でバニラやクローブにシナモン。
ミネラルを伴う濃密な果実味でアルコール感のある力強い酒質が、長い余韻を演出します。
現存する2006年産のキュヴェ・トラディションで、
ここまで状態の良いモノを手に出来る機会は極めて稀です。
ゆっくりと低温セラーで長い時を経ている為、液体は極めて健全。
ここからじっくりと高みへ昇る段階にあります。
熟成により優美な華やかさや甘美なる旨みが開花していきます。
時間の経過とともにジャムやリコリス、なめし皮、紅茶、コーヒー、薫煙、オークの香りが複雑に絡み合う。
ミネラルを豊富に含み、味わいを支える酸は良質でクリア。
真のブルゴーニュファンが恋焦がれる銘品です。
どれほどの価値があるかを肌で感じてください。
随所にこだわりが詰まったこの1本に
ブルゴーニュ5本指に入る名醸造家
ドミニク・ローランの情熱を存分に感じることでしょう。