【 超希少「黒ラベル」 】
ドミニク・ローランは、
『ブルゴーニュの5本指に入る銘醸造家』。
彼が造り出す緻密で高いクオリティワインは、今や世界中のワインラヴァーを虜にし続けています。
昨今は、リリースすればすぐに完売してしまう
彼のこだわりが詰まったブルゴーニュを手に出来るのは、
極々一握りの人だけ。
今回出品の「プルミエ・クリュ」は、数多くあるドミニクのキュヴェの中でも、
『わずか6種類だけ』採用される
「ブラックラベル」という希少性が最も注目すべきポイントです。
黄金時代を手がけて来た偉大なる銘醸造家達から、ブルゴーニュの自然でクラシカルなワイン造りを独自に習得。
テロワールを見事に再現する彼のブルゴーニュへの深い愛情は、
ワインを愛する全ての人々の称賛の的となっています。
ブルゴーニュワインの中心地である「ボーヌ」は、
古代ローマのカエサル(紀元前100年-紀元前44年)が建設に着手した城塞都市で、
現在も中世ヨーロッパの面影を色濃く残す、石畳の美しい街です。
城壁に囲まれたボーヌの旧市街は、半径わずか400メートル程度ですが
街の南側にあるオテル・デューの幾何学模様の屋根は世界的に有名です。
ブルゴーニュを旅する方の多くが、この景観に感動を憶えることでしょう。
「ボーヌ」とは、また
『ブルゴーニュワインの首都』。
レストランやホテルなどその全てがワインの為に存在する町。
聖地「コート・ドール」の中心に位置しており、全A.O.Cの7割に相当する42もの1級畑を擁し、生産量が最も多いA.O.C。
またプルミエ・クリュからは、
穏やかなミクロクリマ(微気候)によって、芳醇な果実味と滑らかでまろやかなテクスチャーを特徴とする上質ワインが数多く生まれます。
熟成ポテンシャルにもたいへん優れており、
複雑かつ妖艶なスタイルのピノに変化していきます。
2014年は、ピノノワールの聖地「コート・ドール」の秀逸年。
理想的な天候の恩恵の下、ドミニクは収穫時期をじっくりと見極めることに成功しました。
赤系果実の芳醇な風味に、上品な酸と土っぽさとスパイスのニュアンスが優しく寄り添います。
熟成は11年。
力強いタンニンと凝縮感があり
今後の熟成が非常に愉しみな1本です。
こちらの「プルミエ・クリュ」は、グラン・クリュに匹敵する程の1本。
ドミニクは、このワインのラベルには、通常品とは異なる「ブラックラベル」を手張りしています。
この「ブラックラベル」は、ブルゴーニュの黄金時代と言われた、
今から遡ること50年程前に当時流行した
古き良きワインを彷彿とさせる黒いラベルを再現させたものです。
ドミニクが、メゾン設立当初より敬愛する、理想のワイン造りをし続けてくれる先輩醸造家への
『感謝と友情の証』
と言えるラベルなのです。
今回の出品では、秀逸年2014年産のコート・ドールのピノノワールをこの他にも取り扱いました。
そちらも併せてご覧ください。