テペ・シアルク出土 紀元前3200年頃 彩文土器 幾何学文装飾長杯 中山公男極 イラン ペルシャ イラン先史文化
「宮下深和」のストアで購入しました。
https://auctions.yahoo.co.jp/seller/5nNSjiC71cnSNQxoFHeNXVu64Y5Qn?user_type=c
※以下の文章では購入時の「宮下深和」さんのものを参考・引用しております。
形と模様の美しさに目がとまってしまう紀元前3200年頃の彩文土器。
高さ19.5cm、幅9cm、口径8.5cm
存在感があり、お部屋に飾ると古代の香りが漂ってくるようです。
5000年以上前のものですが、とてもモダンな印象で、たいへん美しいです。
白い肌に黒色の幾何学文が描かれた深鉢で、長杯というようです。
直しがたくさん入っているようですが、いやらしい感じでなくとても自然です。
高度に抽象化された文様がペルシャ文明の曙光を告げる逸品です。
箱と中山公男の副簡(写真付)が付属します。
◆テペ・シアルク遺跡
イラン・エスファハーン州のカーシャーン市の郊外に存在する大規模な遺跡。恵まれた鉱物資源を利用した金属器の鋳造技術が高度に発達したことで知られる。古来より清潔で豊富な水源が存在し、紀元前6000~5500年より無文土器の生産が始まったと考えられている。紀元前3000年頃にはジッグラトが建造され、現在に至るまで東西交流の要衝として繁栄している。
◆中山公男
昭和後期-平成期の美術史家。女子美大講師,国立西洋美術館勤務をへて,昭和58(1983)年多摩美大教授。同62(1987)年筑波大教授,群馬県立近代美術館長。西洋近代美術を専門とし,著作に「西洋の誘惑」「画家たちの原風景」など。平成20(2008)年没、81歳。大阪出身。東大卒。