BIGTWIN製のエンジニアブーツになります。
ブルハイドレザーのモデルになりまして、
知っている限りだと15年以上前から販売されており、
当初はこのブルハイドレザーのタイプSilver950のコンチョのない安価なタイプも販売はされていた様ですが、
あまりにも人気でそちらばかり売れてしまうそうで、
15年前にはSilver950のコンチョ付きの定価80万のブーツとしてのみ販売となりました。
お写真でもわかる様に、
ブルハイド特有の大きく荒々しいシボがくっきりとしており、
ブルハイドの中でも最上級の部位を何度も何度も時間をかけてなめし、
他のレザー製品では見られない程の光沢感と質感が出ております。
色んな最高級クラスのレザー物を所有しており、
色んな所にレザーの物を見にも行きましたが、
これだけ質の良い綺麗なレザーはウェア物だとBIGTWINかBACKLASH位の様な気もします!
ハイブランド品はほぼカーフレザーを使っていて、
仔牛なので傷のない革というのは綺麗さが分かりやすいのですが、
仔牛や生まれて三ヶ月程のクロコダイル、
革として使う為に傷つかない様に育てられた動物をレザーとしたら確かに綺麗かもしれませんが、
思うところもありますし、
長く生きた生き物の革をそこから選定しこの様な高級靴にする方が個人的には魅力を感じます、
ブルハイドやエレファント、シャークレザーの様な表面が荒々しい方が同じ模様もなく唯一無二な魅力を感じてしまいます。
シルバーパーツに関しては、
Silver950を浅草の彫金師の方が削りだして製作しております。
BIGTWINのシルバーアクセサリーの最上級の物は彫金と鍛金の物がありまして、
僕も数点所有しておりますが、
削った痕がキラキラとダイヤの様に輝いてくれまして、
以前そのBIGTWINのネックレスを身につけてEYEFUNNY表参道店や銀座のCHAUMET、HUBLOT に行った際にお店の方がダイヤが沢山付いているネックレスと勘違いしていた程です!
BIGTWINの方が話されておりましたが、
その浅草の彫金師の方は技術力が高過ぎて国から人間国宝として選ばれた事があるそうですが、
人間国宝になると国から指定された物しか作れなくなるからと辞退して、
BIGTWINのクロスネックレスやベルトのバックル等を製作した様です。
今までに金や銀、プラチナを含め色んな金属を彫金したようですが、
一番はSilver950がダイヤ並みに輝くという事が分かり採用する事となった様です。
又、
エ○○スジャポンの社長さんがその彫金を大変気に入り、
Silver950のベルト・ウォレットチェーン・ウォレットを製作して貰い、
それをもって世界各地の有名なシルバー職人さんに見せ行き『これを作れるか?』と話し、
どこも『作れない、』との事だった様です。
それらのSilver950でブーツを作るとおそらく2〜300万位してしまいますので、
このブーツにはお弟子さんの製作したSilver950が付いておりますが、
キラキラと光っております!
当時、クロムハーツ×チペワのファイアーマンブーツが60万円位の金額でしたのでそれを購入しようと考えておりましたが、
13年程前にBIGTWINのレザーとシルバーの良さに一目惚れして購入しました。
同じBIGTWINのレザーパーカーやネックレス等と合わせて購入当初は数回履いておりましたが、
その後は約12年は履かずに手入れをして飾って見て楽しんでおりました。
レザーもSilver950部分にも傷なくとても綺麗です。
Silver950を磨く際、
一般的なシルバークロスだとだんだんと削ってしまい輝く彫金部分がだんだんと光らなくなってしまうとの事ですので、
BIGTWINさんにて推奨している
SUNSHINE製ポリッシングクロス
CONNOISSEURS製ジュエリーワイプス
にて磨いておりました。
もう二度と手に入れる事の出来ない物でもありますので、
個人的にはおすすめです。