レビュー `02年のセルフ・プロデュース作『アンダー・ラグ・スウェプト』以来、ジョン・シャンクスとの共同プロデュースによる通算5枚目のアルバム。トレードマークだった長い髪をバッサリと切り、フェミニンで優しくなった面持ちからも窺える通り、以前までの必死な前向きさや、辛らつな言葉で過去の恋愛を綴った作風は陰を潜め、肩の力を抜いたポジティヴな楽曲が並ぶ。1stシングル「エヴリシング」では`I Love You`という言葉を一切使わず、愛情に満ちた気持ちを表現。前作に見られたインド音楽への傾倒も良い形でポップに取り入れられ、彼女らしさとして昇華。現在の彼女のセルフ・ポートレイト作品とも言える快心作。