【 待ち焦がれた秀逸年 】
ジェームス・サッカリング 93点
ワイン・アドヴォケイト 93点
ヴィノス 93点
の高評価を得て、ラグランジュ自らも待ち焦がれた
グレート・ヴィンテージ2014年の出品です。
1983年に、日本の「サントリー」が所有者となって以降、積極的な設備投資による抜群に安定感のある
『超美味しいボルドー』
を世に放ち続け、
全世界でたいへん人気の高いシャトー「ラグランジュ」。
ワイン造りの哲学は、『自然との共生からテロワールの力を最大限に引き出す』こと。
目指すワインのスタイルは、『果実味があってエレガント。飲んで素直に美味しいワインである』こと。
そして、ラグランジュのもう一つの理想はグラン・クリュとしての品質、美味しさを追求し、
『消費されるグラン・ヴァンの最高峰となる』こと。
『ラグランジュ・モンテイユの高貴な館』と呼ばれ、中世の頃より歴史があるサンジュリアン村を代表するシャトー「ラグランジュ」。
ロバート・パーカーも四ツ星生産者に挙げるほどの実力者です。
当地サン・ジュリアン村は、カベルネ・ソーヴィニヨンの聖地「メドック」のちょうど中央に位置し、
正統派ボルドーを継承する「レオヴィル・ラス・カーズ」や「デュクリュ・ボーカイユ」が隣り合う銘醸エリア。
ジロンド河沿岸に向かってなだらかに傾斜した地形と砂利質土壌のおかげで水捌けが抜群に良く、また
広々とした平地の為に日照、風通しとも大変に良好。
ワイン造りの全ての条件が揃い
期待をはずす心配のないアペラシオンです。
またヴィンテージの影響を受けづらい環境でもあり、こういった恵まれた土地の恩恵が
「親密感」と「安堵感」を与えてくれるボルドーと言われる所以です。
2014年は、サンジュリアンのグレート・ヴィンテージ。
この年のラグランジュは、自然の恩恵とテロワールのポテンシャルがより一層輝きを増して感じられる年です。
醸造スタッフたちはボルドーらしさを高らかに謳い上げたかのようなワインを生産。
しなやかなタンニンかつ完熟した果実味があり、その出来栄えは想像を上回る驚きがあります。
ワイン・アドヴォケイトのレビューでは、『ラグランジュの印象的なパフォーマンスは、濃厚なルビー/パープル色を持ち、溶けたリコリス、クレーム・ド・カシス、トースティーな新樽の明白な香りがある。
この熟した濃厚でフルボディのサンジュリアンは、噛み応えがあり、厚みがあり、タンニンが多く、ボディが豊かで、印象的な余韻の長さと密度がある。』と評されています。
香り、果実味、渋み、酸味、余韻...偉大なワインに必須の全ての要素が完璧に調和。
11年の時を経た落ち着きは見事。
ブレンド比率は
カベルネ・ソーヴィニョン 76%
メルロ 18%
プティ・ヴェルド 6%
シャトー・ラグランジュは全生産量の35%のみしか造られません。残りは格下げワインとなるため、
現存する貴重なバック・ヴィンテージとなります。
抜群のボトル・コンディションでご案内出来るのは稀な機会です。
古典的なメドックらしいタンニンとフィネスと洗練さを持つラグランジュは、
今後の動向に目が離せない大注目シャトーです。
いつ価格が跳ね上がるかわかりません。
さらに入手困難となる前が狙い目です。