
アウロラの金無垢の万年筆です。
98GLは1950年代の名作とされる88の次に出たシリーズで、GLはGran Lussoの略で「非常に豪華」という意味です。
胴軸とキャップに333の刻印があり、純度が33.3%で8Kと同じ意味です。
98には一般的な両用式もありますがこの個体はリザーバ・マジカと呼ばれる吸入式です。
ノック式のボールペンのようにピストン・ノブをノックして上げ下げ出来てます。
吸入時に胴軸を外さずにノブを上げてインクを吸入し、通常時は引っ込めて誤作動を防ぎます。
また、アウロラの特徴であるピストンのリザーブタンクを初めて搭載したモデルでもあります。
私は購入してからもったいなくて使っていません。
あくまで中古品です。スレ傷等あると思います。画像をよくご確認ください。
リザーバタンクの構造上インクを入れると洗浄が大変なので、水による吸入は確認できました。
その際に付けペンで試筆しました。ペン先に引っ掛かりはありませんでしたがフローがかなり渋いので自分が使うなら調整に出すと思います。
内部に水気、インクが残っているかもしれません。ご了承ください。
現在金価格がかなり高騰しており、8Kは1gあたり直近最高値が6,400円を超えています。
金無垢部分のキャップ、胴軸の合計重量は約16.3gで、黒い樹脂パーツやクリップを除いた金無垢自体の重量の詳細はわかりませんが、14gとしても9万円程度になります。
ペン先も小さいながら14Kです。
参考までに、このモデルはおそらく1970年代製と思われますが、2000年代にアウロラの工場内の在庫を販売したアーカイブコレクションというシリーズがあり、その中でこのモデルと同じ物がありました。価格は39万9000円となっていました。参考として画像を載せておきますが、全く同じものではないことにご注意ください。スクエアとは模様のことでこの個体はリネア模様です。
全長 : 約140mm
胴軸最大経 : 約10.5mm
キャップ : 約9.5g
胴軸 : 約6.8g
全体 : 約24.3g
あくまで個人所有の中古品ですので、その点をご理解ください。
完璧を求める方、潔癖な方はご遠慮ください。
ペン本体のみの出品です。
ハードケースに入れてゆうパケットプラスにて発送予定です。
原則ノークレームノーリターンにご理解いただける方のみ
入札をお願いします。
画像が全てです。
ご購入の検討をよろしくお願いします。