・映画 天使の涙 DVD
・セル版DVDです。トールサイズです。レンタル版ではありません。
・状態:A(個人的評価S/A/B/C/Dの5段階)
・送料:210円(スマートレター)
【概要】
もともとは『恋する惑星』の一部として考えられたストーリーであったが、独立した作品として製作された。
主な舞台は、九龍の觀塘や尖沙咀などである。
1996年に日本初公開。
【ストーリー】
そろそろ足を洗いたい殺し屋とそのパートナーである美貌のエージェント。
仕事に私情を持ち込まないのが彼らの流儀で、二人は顔を合わせたことがなく、エージェントが計画を立て、
殺し屋がそれに従って実行しているが、殺し屋は限界を感じている。
エージェントが根城とする重慶マンションの息子モウは5歳の時、期限切れのパイン缶を食べ過ぎて以来、
口がきけなくなった。定職に就けない彼は、夜になると閉店後の店を開けて勝手に様々な商売をしている。
ある日、モウは失恋したばかりの娘に出会って恋をするが、彼女は振られた相手が忘れられず彼を相手にしてくれない。
一方、殺し屋はちょっとキレてる金髪の女と出会い、互いの温もりを求めて一夜を共にする。
モウは日本料理の居酒屋で働き始め、店主斉藤さんが日本の家族にビデオレターを送っているのを真似てビデオ撮影にハマり、
身近にいる父の楽しそうな姿を撮るようになる。 一方、殺し屋と別れた金髪女は、地下道でエージェントとすれ違いざま、
互いに相手の香水から殺し屋との関係を嗅ぎ当て、エージェントと殺し屋を引き合わせることにする。
殺し屋は引き際を考えていたが、エージェントから最後の仕事を依頼され、彼はそれを情け心で受ける。
ところが殺し屋はその仕事で初めて失敗をして、銃弾を浴びて意識が薄らいでいくのだった。
その後、モウは父親を亡くし、残されたビデオを観ながら父親を偲ぶ。
再び元の商売に戻って、バーガーショップで営業をしている時、CA姿の失恋娘に再会するが、彼女は全く覚えていない風だった。
街の飲食店でモウとエージェントが出会う。
モウは店の客と喧嘩になって傷だらけにされ、パートナーを失ったエージェントは不味そうに麺を食べていて、
彼女から家まで送ってと頼まれたモウはバイクに乗せる。
その道すがら、彼女は久しぶりに人の温もりを感じ、その温かさは永遠と彼女は思った。