こちらは貴重なKnoll製の1970年〜頃のオリジナルのヴィンテージ品です。
現在、リプロダクト品が数多く出回っていますが、正規品はKnoll製とThonet製のものになります。
確かな作り、美しさを求めるのであれば、個人的にリプロダクト品はおすすめできません。
娘の名前から名付けられたと言われるこのCESCA CHAIR。
近年、Thonet製の籐張りのモデルがヴィンテージ市場で大変人気があり、高値で取引され、価格も高騰しています。
今回、出品しているものは、Knoll製のファブリックのモデルとなります。
ファブリックタイプはインテリアのスタイルを選ばず、かつ、籐の痛みを気にすることなく使用できるのでオススメです。
実際、個人的にヴィンテージのThonet製の籐張りのものも使用していますが、既に籐がちぎれている箇所があり、さらに、たまにプチッと新たな箇所がちぎれることがあります。
気にせず、それも味として使用しておりますが、籐の張り替えにもお金がかかりますし、がんがん使用する分にはファブリックタイプが個人的にオススメです。
ファブリックのカラーは単色のグレーではなく、違うトーンの2色のグレーの糸で編まれているので雰囲気が大変良いです。
グレーのファブリックとスチールパイプとウッドアームの異素材のコントラストも美しいです。
CESCA CHAIRにはアームのないモデルも存在しますが、アームがあるとダイニングチェア、ワーキングデスクにも使用できるので、選択肢が広がり良いのではと思います。
今回、4脚所有している内の2脚を出品しています。(残り2客は個人的に使用していますので出品の予定はありません。)
どちらも良い状態のものを購入後、使用せずに大切に保管していましたので、ヴィンテージ品としては、大変良い状態であると思います。
保管の際に、スチールパイプが床に擦れ、傷付くのを避けるために、切って貼るタイプのクッションを付けていました。(出品のため剥がしています。)
それでも状態に関しましては、ヴィンテージ品であること、元からの小傷、擦れなどはありますので、ヴィンテージの家具に慣れていない方、神経質な方は入札をご遠慮ください。
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今後も価格高騰が考えられるMarcel BreuerのCESCA CHAIRこの機会にどうぞ。