【収録内容】
1.オズヴァルト・フォン・ヴォルケンシュタイン: 心と気、体と魂、そしてわたしが持つもの
2.ヨハン・ゼヴァスティアン・バッハ : 教会カンタータ「満ち足りた安らぎ、愛すべき魂の喜び」BWV170‐Ⅰ.アリア
ロジャー・クィルター: 「3つのシェイクスピアの歌」 Op. 6
3.第1曲 来たれ 死よ
4.第2曲 愛しい人よ
5.第3曲 吹け 冬の風よ
6.ロジャー・クィルター:いまや深紅の花びらは眠り ~「3つの歌」Op.3‐2
7.レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ:沈黙の真昼 〜6つのソネットによる歌曲集「生命の家」より
8.面川倫一(新川和江):わたしを束ねないで
9.松下倫士(まど・みちお):うたを うたうとき
10.中田喜直(渡辺達生):歌をください
上村誠一(カウンターテナー) 松下倫士(ピアノ)
録音:2023.12.19,20 高崎芸術劇場音楽ホール
新時代アーティストの「作品1」を生み出すレーベル “オーパス・ワン”
“Opus One”は作品番号「1」を意味する名称を冠し、特定のコンクール歴や活動実績にとらわれることなく、
これまでに10名の若き異能を送り出しました。若手登竜門のレーベルとして、そしてOpus Oneから羽ばたいていく
アーティストが活躍できるようプロデュース&サポートしており、
それぞれが独自の活躍をとげて現在のクラシック界に存在感をしめしています。
第5期生は現在26歳のカウンターテナーの上村誠一を選出。
どこまでも柔らかくありながら、芯の貫かれた歌声で描き出すのは、中世後期の曲から現代までの、
時代と国を広範に行き来する作品群。無垢と成熟、性差、ナショナリティ、
時代……多様な二項対立を超越した歌声とプログラミングから現れ来るのは、ゆるぎないヒューマニティだ。
ビジュアル・スーパーバイザーは著述家でプロデューサーの湯山玲子氏。