■概要
1920年代頃に製作されたオールドノリタケの花瓶です。
コバルトブルー地に砂漠とキャメルの風景を描き、豪華な盛上金彩を施した逸品です。
製造年:1920年代頃(推定)
製造国:日本
ブランド:オールドノリタケ
サイン(刻印):オールドノリタケ マルキ印(緑)
サイズ(約):高さ25.7cm/口径8.7cm
■コンディション
全体的には美しい状態ですが、口縁部にごく小さなチップと斑点があります。金粒装飾が一部欠けています。
上部コバルトブルー部分に小さな凹みがあります。
その他、絵柄や金彩は発色良く保たれており、アンティークとして十分魅力的な状態だと思います。
■魅力
深く鮮やかなコバルトブルー地に、盛上げの金彩が豪奢に輝くオールドノリタケの花瓶です。
胴部には夕焼けに染まる砂漠の風景が丁寧に描かれ、ヤシの木やキャメル、テントの情景が細部まで緻密に表現されています。
盛上金彩は手間のかかる技法で、光を受けると角度によって華やかな輝きを見せます。
金の粒状装飾(ビーディング)もフォルムに立体感と高級感を与えています。
高さ25.7cmと程よい存在感があり、インテリアとしても映える逸品です。
裏面にはオールドノリタケのマルキ印が鮮明に残り、コレクションとしての信頼性も高い作品です。
■アンティーク品についてのお願い
アンティーク品については、次の点についてご了承くださいませ。
・経過年月ゆえの品質劣化(色あせや極小キズ)
・古い年代の製造による凹凸や黒点
・画像の色味はデバイスにより異なります。ご了承下さい。
・作品の魅力をお伝えするため、照明のもと撮影しております。