■概要
明治期に製作された九谷焼の里帰りアンティーク大皿です。
緑地を埋め尽くす千花文を手描きエナメルで細密に表し、花芯には金彩を置いてきらめきを加えています。
直径31.5cmの堂々たるサイズで壁面やスタンドでのディスプレイに最適です。
製造年:1890年頃(推定・明治期)
製造国:日本
ブランド:Kutani(クタニ/九谷焼)
サイン(刻印):裏面に手書き銘り(画像参照)
サイズ(約):直径31.5cm、高さ4cm
■コンディション
表面は目立った傷はありません。
縁の金彩にはハゲや小さな傷が点在します。裏面には小さな傷・汚れ・斑点が見られますが、ヒビや欠けは確認できません。
年代を考えますと、アンティークとして良好な状態だと思います。
■魅力
見込みから外縁へ同心円状に咲き広がる小花は、一輪ずつ手描きエナメルで盛り上げられ、立体感のある可憐な表情を見せます。
花芯に置かれた金彩が光を受けると無数の“金星”が瞬くように輝き、緑地の葉文様と相まって奥行きを感じさせます。
縁取りの金彩が全体を引き締め、裏面には墨色で植物文(花枝・竹葉風)が描かれ、中央には赤絵の手書き銘が加えられています。
直径31.5cmの大判サイズは飾り替えの主役に相応しく、キャビネットや壁面を華やかに演出するコレクション価値の高い一枚です。
■アンティーク品についてのお願い
アンティーク品については、次の点についてご了承くださいませ。
・経過年月ゆえの品質劣化(色あせや極小キズ)
・古い年代の製造による凹凸や黒点
・画像の色味はデバイスにより異なります。ご了承下さい。
・作品の魅力をお伝えするため、照明のもと撮影しております。