
SCHUH BERTL - 2008AW HAFERL ONE-PIECE BOOTS
シューベルテルは、靴のスペシャリストBertl Kreca(ベルテル・クレカ)氏が、
1989年にドイツ・ミュンヘンにて創業したブランドです。
バーバリアン地方と呼ばれるこの地はアルプスの麓に位置し、
古くから登山靴やチロリアンシューズの生産地として知られていますが、
中でも彼の靴は全工程がフルハンドで行われ、
世界最高峰のレザーと呼ばれた今は無き
スイス・ガルサー社のガロユヒテン(水牛の皮革)を一枚革で使用。
通常のレザーは銀面が表とされていますが、
ガロユヒテンはレザーの裏側(スウェード面)を表とし、
起毛に強い圧力を掛けることで銀面と同じ様に仕上げる独自の技術が施されており、
これにより耐水性に富んだ仕上がりとなっています。
また、それだけの圧力を掛けて仕上げているにも拘らず、
4mmもの厚みが保たれつつ高い堅牢度で鞣されていることは驚くべきことです。
また、靴製法の中でも最も丈夫で防水性の高いノルウェージャン製法を用いており、
本底のアウトソールはビブラム社の#100を採用。
まだまだ世に知られていない認知度の低いお品で、
これまでプライスで言えば70万円クラスの靴も履いてきましたが、
デザイン性やその品質は本当にトップレベル。
むしろ比類なき高品質だと断言します。
こちらはあまりに気に入り過ぎて数足所有してはいるものの、
2008年に購入した第一足目がさほど手入れもしていないにも関わらず、
まだまだ現役でヘタることを知らない為、断捨離の意味も込めて出品します。
前述の通り、皮革の供給元であるガルサー社も消滅してしまった為、
残るはベルテル氏がストックする分のみしか生産の目処は立たない貴重なお品です。流通も少ない大変珍しい物ですので、
この機会にぜひ如何でしょうか。
HAND MADE IN GERMANY
SIZE 41(27.0cm)
アウトソール30cm・最大幅12cm