南北朝～室町期の

越前焼ソロバン壷 不識 水指です。

横から見るとソロバンの玉のように

見える事から称され

不識壷とも呼ばれています。

口縁が折り返している点など

時代の特色で

備前や常滑にも類似点が見られるも

陶土の質や

窯印の特徴、形状などから

窯元は越前地方と見られます。

たすき掛け或いは

袈裟切のような

ズバッと勢い良く付けられた

窯印が特徴的で

赤褐色に焼きしまり

素朴な味わいがあり

口縁のソゲなども

古雅な雰囲気を

醸し出しており

季節の草花を活けて

お愉しみいただけます♪

数百年こうして

大切に伝来されておりますので

生まれながらにして、

水を注ぐような使用目的でなく

鑑賞や木蓋をし、

籾や茶葉など乾物や

穀物貯蔵用としての

目的であったと思われます。

現状水漏れは

確認されませんでしたが

窯傷も見られ

古信楽焼の様な

ざっくりとした

荒々しい陶土の性質上

滲む程度の水漏れが

生じる可能性はありますので

念のため草花を活ける場合は

簡易的なものですが落としを

お付けいたしますので

よろしければ、

ご利用ください。

古い品ですので

画像もご確認の上ご検討ください。

※茶筅(高さ12ｃｍ)は

サイズ確認のサンプルです。

只今動画公開中！←クリックしてください。

★サイズ(約寸)

高さ19ｃｍ

胴径20ｃｍ

内口径13～14ｃｍ(やや歪みあり)

底径12ｃｍ

重量2.7ｋｇほど

素敵なインテリアを演出してください★