●モノラルレコードを楽しんでおられる方で、マッキントッシュ mcIntosh C8、C108、C4 、C20 他レコードのレーベル別のBASSターンオーバー、TREBLEロールオフの設定が可能なプリアンプお持ちの方向きの朗報です。
●レーベル(レコード会社)ごとに録音のカーブが違っていたので、折角、上記のプリアンプをお持ちでも、レーベルに合った設定をせず、適当に設定していたなら、録音当時の音を再生できていません。
●この設定表はC8に付属していたもので48のレーベル別があります。
ジャズでいうと、アトランティック、ブルーノート、キャピタル、コロンビア、コンテンポラリ、エピック、マーキュリー、MGM、RCAビクターなどがあります。
COLUMBIA 、DECAは33、45、78回転で設定が違います。LONDONは33、78があります。
表にないものは、レコードにターンオーバーとロールオフが記載されていれば、個々に設定ができるコンペンセンター・スイッチ設定表があり、これに基づき簡単に設定できます。
◆C8の設定表にないものも、いろいろ探して1枚にまとめたのを入手しました。
HMV 1951-1954 33回転
Musicraft 78回転
Nocturne 33回転
Okeh 78回転
Pacific Jazz 33回転
Prestige 78回転
Riverside 33回転
Savoy 78回転
Vocalion 78回転
■手持ちのC8での試聴の感想です。
同じレコードをRIAA(ステレオ再生カーブ)と録音時のAESカーブで試聴したときの違いの一例です。
JUN CHRISTYのサムシング・クールとLEE MORGANのキャンディを聞いてみました。サムシング・クールはCAPITTAL、
キャンディはBLUE NOTEで、ともに再生カーブはAESです。
RIAAで聴くと、平面的な音でうるささを感じますが、AESでは、モノラルなのに厚みと奥行きがはっきり出てきます。
正にステージの前で聴いているような生生しさになり、違いに愕然とします。
ボーカルはスーと浮かびあがり、キャンディもLEE MORGANのトランペットにスポットがあたったメリハリのある大変感動的な音で、正にライブです。
●送付物はレーベル別設定表 A4 3枚(コピー)です。