
自宅保管の品です。大変美品ですが、古いもので表紙や帯経年変化はございます。帯に小さな破れがございます。ご理解頂ける方にご入札をお願い申し上げます。
もう話してもいい頃かもしれない 北野武、56年目の自叙伝
漫才ブーム、成金時代、『オールナイトニッポン』、ツービートからビートたけしへ、
そして新たなポジションでの挑戦。
--時代は昭和から平成へ、漫才ブームの絶頂やバブル期を経て、波乱の時代への移っていく。
自身が作り上げてきたものへの自負と、その先を見通す目、後に続く者たちへの思いなどを加え、
日本とアメリカ、コンピュータ文化などについても思いをめぐらせた『余生』『孤独』に続く自叙伝第3弾。
ドスンとくる北野武、56年目の独白。
北野武、ラジオを語る
漫才ブーム、終焉 / ツービートから一人へ / 第二次黄金期の始まり / もっとも大衆的な私物番組 /
日本一の聞き手・高田文夫 / 伝説の逸話 / 新しいお笑い文体の開発 / 放送コードからの開放 / 絶頂 他
北野武、お金を語る
たけしは貧乏 / 自覚症状 / ペンキ屋の息子 / 物欲の去勢 / 大貧乏 / 「お金が怖い」 / ヒモのまたヒモ / 狂騒 / 小遣い制度 /
成金時代 / バカの極み / バブルの後で / ご祝儀一千万円 / 離婚しない理由 / 新しい母親 / オフィス北野の屋台骨として 他
北野武、車を語る
少年期の内熱 / なんでもポルシェ / 奇行 / 車のカタルシス / 機会フェチ / スピードへの恐怖
北野武、ゴルフを語る
「まぐれ」という麻薬 / 球一個で自己不信 / 醍醐味 / 執念のクラブ改造 / ゴルファー・たけしの人格 / 衝撃の告白 / ゴルフをやらない幸福
北野武、アメリカを語る
"アメリカさん"と呼ばれて / 足立区の特殊な家庭 / 異世界 / 距離感 / 憧れと諦め / 安保 / 不信感 / 降りる勇気 /
ハリウッドへ / 全面対決 / 文化の摩擦 / 戦後論としての映画『BROTHER』 / ジャパニーズとしての流儀 他
北野武、受験を語る
北野家の掟 / 逆転の発想 / 遊戯として / 母親の遺伝子 / ドロップアウト / 圧勝 / 受験の真相
北野武、コンピューターを語る
「インターネット買ってこい! 」 / 下半身が動機 / 嫌悪感 / インターネット論 / 希薄な快感 / 可能性 / 「どうも怪しい」
北野武、老いを語る
"すげえジジイ" / やましい気持ち / 「たけしファン」としての美学 / 三流芸人」への転落 / 肉体の老い / いまだにスケベ / 引退のイメージ 他