ソプラノサックスという楽器・・・どうしてもモダンジャズから聴き始めた耳には、コルトレーン/リーブマン系のノンビブラートの音で首のねじ切れそうなモヘモヘ・フレージングが、あるいは、ショーターの「存在感一発!」というような演奏を思い浮かべてしまう。で、ベシェを聴いてみて下さいよ。ウォームな音色にくっきりとしたフレージングと緩やかなビブラート。ああ、いいなあ。この Laura なんかどうですか? くつろげる最高のジャズ。現代の耳にも十分に響く音楽。イマ、ソプラノとピアノのデュオでスタンダード集作ると売れると思うんだが・・・。