チの"I'm Still in Love with You"で幕を開けた。 ファルセットを駆使したなまめかしくも線の細い歌声で静かに歌う。 ホーン隊などが粘らず、きっちりと刻んでジャストなリズムを狙うセンスが妙に新鮮だ。現在ではそのスネア音が数々
ヒップホップ曲で使われている「I'm Glad Your're Mine」も有名だ。真に魂のこもった1 ホーン隊などが粘らず、きっち
りと刻んでジャストなリズムを狙うセンスが妙に新鮮だ。現在ではそのスネア音が数々のヒップホップ曲で
使われている「I'm Glad Your're Mine」も有名だ。真に魂のこもった1ちなみに「エマニエル夫人」の映画は
1974年と本盤の二年あと。別にジャケットはそれのパロディではな グルーヴィさを曲によっては聴かせる
けれど、むしろ本盤では着実にビートを提示するドラムが目立ってる感じ。テンポが緩やかでファンキー
、強調されないがJBに通じるノリをにおわす一方で、カントリーの生真面目な要素が混ざっている。グルーヴ
グルーヴィさを曲によっては聴かせるけれど、むしろ本盤では着実にビートを提示するドラムが目立ってる感じ。
テンポが緩やかでファンキーさは強調されないが、JBに通じるノリをにおわす一方で、カントリーの生真面目
な とはいえ本盤にはドラマーが三人参加しており、決してアレンジのバターンに共通性はないけれど。
要素が混ざっている。ただ、本盤を聴いてると後年のニュー・ソウルに通じる理知的な佇まいを感じる。
アルバム構成は黒人の地位向上よりは、むしろ白人音楽文化に寄った。なにせこれまでのアル・グリーンの
定番である、B面トップのカバー曲にロイ・オービソン、B2にはクリス・クリストファーソンだ。ぐっと、
カントリーに接近した。ロイの凄みが消えて、妙に気弱げもしくは優男風に軽やかなムードでカバーした。
原曲の魅力とか再解釈の有効度などを、あまり気にしてるように思えない。とりあえず本盤の
アレンジを当てはめてみたって荒っぽさがあり。ヒット曲をカバーで観客の関心を引けばいいって大ざっぱさだ。
でしなやかなソウルさを狙う一方で、バランスを取るようにカントリーの生真面目さも。
別に白人だ黒人だと意識せず、当時のメンフィスでは双方が並列で流れて親しんでいたのかもしれない
とにかくずぶずぶに粘っこさを狙わず、すっきりと明瞭な世界を本盤は描いた。特に
流れが滑らかだ。その統一性が、本盤の完成度を結果的に高めている。
- 1.I'm Still In Love With You
- 2.I'm Glad You're Mine
- 3.Love and Happiness
- 4.What A Wonderful Thing Love Is
- 5.Simply Beautiful
- 6.Oh, Pretty Woman
- 7.For The Good Times
- 8.Look What You Done For Me
- 9.One of These Good Old Day