![](https://auctions.c.yimg.jp/images.auctions.yahoo.co.jp/image/dr000/auc0511/users/ad2884e400a04011eda02f4b55e2006af9cf16d3/i-img1200x900-15744884388dyibn288045.jpg)
ブランド、メーカー:北海道立旭川美術館・北九州市立美術館
書名:図録 自然を愛する芸術家たち - バルビゾン派からコンテンポラリーフォトグラファーまで - 北海道新聞社など ソフトカバー 美品
会期:北海道立旭川美術館 / 1991年7月6日 - 8月18日 北九州市立美術館 / 1992年2月28日 - 3月29日
発行:平成2年(1990)
大きさ:A4変形版(220mm × 270mm)
重さ:660グラム
その他:この商品に箱やパッケージはありません。
【商品の状態】
実際に展覧会を訪ねた折に購入したものです。表紙に若干のスレはありますが、経年劣化もほとんど見られず、キレイです。中も同様です。ほぼ新品です。写真をご覧戴き、不明点はご質問ください。
ごあいさつ-------
絵画と写真展『自然を愛する芸術家たち』を開催します。
絵や写真に接するとき、先入観にとらわれることなく自由に鑑賞し、心から楽しむことができるでしょうか。特にその対象が今回のテーマ「自然」のように無限に広く、大きいときはなおさらです。
まず私たちは一つの試みとして19世紀フランスのバルビゾン派の「小さな巨匠たち」を撰びました。彼らは誰よりも誠実な態度で自然と向き合い、自然を描いた頑固な人たちです。
1830年頃からパリ南方フォンテーヌブローの森の自然に恵まれた小村、バルビゾンやその周辺を描いた画家や写真家は大勢いました。よく知られているコローやミレーのほか何百人がさまざまな形でこの村と関係をもってきました。それぞれに自然観をもって自然を描いた「プチ・メートル(小さな巨匠たち)」です。いま、これらの作品の前に立つとき、自分たちが田園の中にいる安らぎと心地よさをおぼえるのも彼らの真面目で素朴な創作精神によるものです。彼らのバックボーンとなった「自然を愛する心」は、今日の成熟した社会で私たちが失いかけている最も大切なものではないでしょうか。
バルビゾン派時代はまた、フランスで発明された写真の草創期にもあたり、自然をテーマとした写真家が輩出しました。
この展覧会はバルビゾン派を出発点として、わが国に未紹介のベルギー<テルヴェーレン派>のロマンチックな風景画を経て素朴派に至る系譜など、自然を愛する画家や写真家の作品を中心としたものですが、写真の部門では前世紀中葉から現代までの個性的な作家の作品や1990年のリアルタイムで自然をとらえた日本の若手写真家やアーティストの野心的作品群も展観しています。
こうした作品を通して、自然との過去、現在、未来にわたるかかわりを原点に戻って探り、自然がいかに私たちに大きな影響を与えているかを実感できるものと考えております。
最後に本展開催にあたり、ご協力をいただきました関係各位に心から御礼申しあげます。
--------------
【個人の感想】
大自然の残された、北海道ならではの視点で企画された展覧会だと思います。この当時は日本の経済的にも豊かで、美術・芸術界でもユニークな視点での企画が沢山ありました。文字通り、自然をテーマにした絵画や写真が集められたこの展覧会の図録もまた、今となっては貴重かもしれません。
【備考】
この商品は、
ネコポス でお届けします。
送料無料です。匿名での発送ができ、
荷物の追跡ができます。
※
規格サイズに収めるため、支障のない範囲で、折り畳むなどしてお送りいたします。
※商品価格を抑えるため、梱包はリサイクル材料などでお送りする場合があります。お許し下さい。
【ご案内】
他にも色々ありますので、以下のリンクをクリックしてご覧下さい。
◎ryusei42d【ご注意】
画面の見た目など、分かりづらいですが、この商品陳列は、「フリマ」のカテゴリーであり、オークションではありませんので、購入戴く方があった時点で終了(落札)となります。