米ロンドン SPC-21024 レスピーギ:ローマの松、ローマの噴水。ミュンシュ、ニュー・フィルハーモニア。米初版、プレスは英デッカ。ミュンシュはすごい集中力で指揮していることがわかる演奏です。両曲の最高の演奏の一つ。英デッカのフェイズ・フォーの録音も秀逸です。
米RCA LSC-2341 サン=サーンス:交響曲第3番。ミュンシュ、ボストン交響楽団。本盤は、ミュンシュの熱気あふれる指揮と素晴らしい録音で知られる名盤です。LPでは同曲の最高の演奏ではないでしょうか。なお、犬のマークは、当時の日本ではビクター社にのみ許可されていたので、輸入盤である本盤には、そこに張り紙が付いています。
米オリンピック・レコード 8133 フランク:交響曲二短調。ミュンシュ、ロッテルダム・フィル。仏コンサート・ホールが原盤。ミュンシュらしい豪快な演奏です。ボストン退任後の貴重な録音で、さらに円熟した表現になっています。ただし録音は優秀というわけにはいきません。
日ロンドン K15C8020 ビゼー「アルルの女」「カルメン」組曲。(英デッカのスタンパー 3L/6L) ミュンシュ独特の華麗な演奏です。英デッカのフェイズ・フォーの録音も優秀。
日ビクター SRA-2165 ドボルザーク:交響曲第8番、シューマン:交響曲1番「春」。ミュンシュ、ボストン交響楽団。両曲とも、明るく豪快な演奏で、大変聴きごたえあります。これは隠れた名盤ではないでしょうか。例えばセルの精緻な演奏とは違った良さがあります。何度も聴きたくなります。
日RCA 12R-1015 ベルリオーズ:幻想交響曲。ミュンシュ、ボストン交響楽団。デジタル・リマスター盤、140~150gの厚手盤。1954年録音。説明の必要のない同曲の名演盤。デジタル・リマスターの効果で、より明瞭な音になっているような気がします。
日RCA RCL-1013 ブラームス:交響曲第4番。ミュンシュ、ボストン交響楽団。いわゆるドイツ的な演奏ではなく、明快で、熱気あるミュンシュらしいブラームスです。これはこれで大変感心させられました。ジャケットにほんの少し破れたところがあります。
日RCA RCL-1009 メンデルスゾーン:交響曲第4番「イタリア」、第5番「宗教改革」。ミュンシュらしいスカットした、これも豪快な演奏です。
日RCA RGC-1005 ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱つき」。ミュンシュ、ボストン交響楽団、プライス、フォレスター、ポレリ、トッツィ。早めのテンポのダイナミックな迫力あるミュンシュらしい演奏です。聴きごたえあります。
日RCA SRA-2897 ビゼー:交響曲ハ長調、「子供の戯れ」「序曲、祖国」。ミュンシュ、フランス国立放送管弦楽団。仏コンサート・ホール原盤。1967年ACCディスク大賞受賞録音。
日フンガトロン SLA6222(発売元はキング) ベルリオーズ:幻想交響曲。ミュンシュ、ブタペスト交響楽団。1966年録音。同曲のパリ管弦楽団との録音の前年の演奏。ハンガリー放送のスタジオでのリハーサルの録音とされています。全曲通しで演奏されています。この録音は日本では、LPではこの盤一回きりしか発売されていないと思います。
日エラート REL-2543 ルーセル:交響曲第3番、第4番。ミュンシュ、ラムルー管弦楽団。両曲の、クリュイタンス盤と並ぶ最高の名盤です。エレガントなクリュイタンスに対して、ミュンシュは華麗で、豪快です。
仏アシェット社・大音楽家シリーズ8 ベルリオーズ:幻想交響曲。ミュンシュ、ボストン交響楽団。1962年録音。ボストン響との2度目のステレオ録音。1回目の録音より、こちらの方が表情がより豊かになり、円熟した演奏になっています。同曲の今回の3種の幻想を聴き比べるのは、大変興味深いと思います。本盤には大変充実した解説と多くの図版が付いています。
以上13枚のLPは、盤面によっては軽微なプチプチ・ノイズが多少出ますが、持続的なサーフェス・ノイズはなく良好です。ただし仏アシェット盤にはA面に目立つ擦り傷が3~4回あり、ザーというノイズが一瞬入ります。日RCAの幻想交響曲のB面には大きめのチックノイズが4回くらい出ます。また日エラートのルーセルには軽微なプチプチ・ノイズが多少多めです。さらにB面には傷が目視できますが、3~4回の軽微なチック・ノイズとしてしか出ません。