柿の葉 40枚 柿葉 アク抜き済 表面の有害物(雑菌、微生物や害虫・その卵)の洗浄のための食塩水処理済 完全乾燥済 無農薬・無化学肥料栽培 メダカと亀の冬眠用 多プロセスのため高価格
画像1が本商品の見本です。2025年9月28日に撮影しました。8~12㎝長さの柿葉が所定の枚数入っております。6cm前後の小さい葉約10枚をオマケとして同封しております。
「きれいに処理されており、大満足です」あるいは大口購入のリピーターの方から「この葉を使うようになって、生存率が高くなった」とコメントも頂いております。
完全乾燥しても脆くなりにくい、紅葉した柿の木(例、画像2)から採取した葉(例、画像3)を用いました。アク抜き、食塩水処理そして塩抜き処理を厳密に行った後、天日干しによって完全乾燥させました。和紙や皮革に似た強さがあるため、扱いが楽です。湿った葉に比べて、輸送・保管中にカビが生えず、水槽中で長時間安定です。
アク抜きなしの葉あるいは不十分な葉を水槽に入れますと、アクやヌメリで水が汚れやすく水の頻繁な交換が必要になります。アク抜きをしっかりと行った本商品をお勧めします。
食塩水処理は、表面の洗浄方法として、煮沸(葉の脆化や有効な成分の溶出の恐れあり)よりも優れています。少量の食塩の散布あるいは低濃度の食塩水への浸漬では効果は期待できません。
アク抜きと塩抜き後の溶液中の食塩濃度の正確な測定のために、屈折計型塩分濃度計(画像4)を用いました。表面洗浄のための食塩水の利用については、田中宗彦による解説「食品加工・貯蔵における塩の機能と役割」、日本海水学会誌、52巻(1998)352を参考にしました。
手順
1. 上記の文献を参考にして、柿の葉表面に付着した有害物の洗浄に必要な最小限の塩分濃度の食塩水を作り、適切な時間浸漬しました。
2. 食塩水液から取り出した後、別容器(画像5)に入れて、アク抜きと塩抜きのために水漬けにし、数日間放置します。100年超の古いレンガで重しをしています。
3. 2の処理が終わった後、別容器に移し替えます。汚れたアク汁の廃液(例、画像6)の食塩濃度を塩分濃度計で測定します。
4. 同処理を6回以上繰り返し、その処理毎に廃液の食塩濃度を測定します。アクが抜けそして塩分がゼロになった時点でこの処理を終了します。さらに水洗い後に最終水洗い槽からかご(例、画像7)に取り出し後、天日干し(例、画像8)し、商品としています。
直ちに水槽に入れて、安心してお使いいただけます。