
香取秀真(1874~1954) 作 「鶏」です。
作者は、古典を学ぶことで新しい姿の金工を創造し、日本の近代工芸史に大きな足跡を遺された巨匠です。
本作は、鶏の姿をモダンに造形化した、小容器となります。
鶏の口部に穴があり、おそらく水を入れて使うものと思われますが、格調のある置物としても良い作品です。
柔らかな鋳肌に特徴があり、大型作品の習作にあたるようなものかもしれません。
蝋型鋳造によるものと思われ、その技法は一つの型で一点、あるいは少量のみ鋳造されるのが普通であり、その点でも貴重なものです。
底部に「旭日 秀真作」の銘があります。真作保証いたします。
《状態》
作品は丁寧に保管されていたもので、古物としての経年感はありますが、目立つ傷や欠損などはありません。
共箱には経年の色づきや傷があり、二方桟の片方が欠損しています。
《サイズ》
縦:9・8センチ
横:7・0センチ
高さ:8・8センチ
重さ:400グラム
《お願い》
コレクション整理のための出品です。
公正なオークションのため、新規の方や評価の悪い方など、こちらの判断で入札を取り消させていただく場合がありますので、ご了承ください。
早期終了はいたしません。
作品の真性は保証いたします。商品に関する説明に誤りがある場合を除いて、返品には応じられません。よくご確認いただいた後、入札をお願いいたします。
《発送》
東京都より、ゆうパック便の60サイズにて発送する予定です。
他の出品物との同梱は受け付けられますが、「おてがる配送」を選択する場合は、システム上不可能となるためご注意ください。
また、「おてがる配送」を選択の場合は、配達の日時および時間指定ができません。発送日の指定のみ対応可能となります。その点もご注意ください。
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