萩焼の由来
萩焼は、わが国の陶器の中でも特に古来より「一楽二萩三唐津」と称せられ、その軟らかく口当たりの良い土味で古くから茶器としてお茶人の間に広く賞用されて参りました。
慶長の昔、毛利藩主輝元公が、朝鮮の陶工、李勺光、李敬兄弟を連れてきたり藩の御用窯として開窯したのを始めとし、以来400余年の間伝統を守り、歴代陶工のたゆまぬ精進と愛好家のご支援の下、今日の名声を戴くに至っております。
萩焼はご使用と共に、次第に色及び光沢に古雅にして素朴な風趣変化を見せ、世人は「萩の七化け」と賛え非常に珍重されております。
萩焼 12代田原陶兵衛 作 萩組湯呑
今回出品の作品は、伝統的な技法と作風で名高い萩焼の本家のひとつ、12代田原陶兵衛 先生作の組湯呑です。萩の大道土をロクロで成形し全体に白化粧土を掛け、登り窯による窯変など変化に富んでいます。すばらしい出来栄えの組湯呑をお手元に。希少な12代田原陶兵衛 先生作品を是非この機会にお求め下さい。
手造り,伝統工芸,茶器,湯飲み,湯のみ,ゆのみ,夫婦,ギフト
【萩焼】 12代田原陶兵衛 作 萩組湯呑
サイズ 大 径 約 6.8cm 高さ 約 7.6cm
小 径 約 6.7cm 高さ 約 7.5cm
付属品 木製共箱
原産地 日本製(山口県)
商品の特徴 新品(最新作)、手造り
全て手作りのため、歪みなどがございます。土物の特性上器面がざらついたり、荒土のため石はぜや、焼成中炎などの作用により斑(窯変)になったりするものがございますが、不良品ではございません。表面のヒビは貫入と言われ、胎土と上薬の収縮比率の違いにより入るもので傷ではありません。また萩焼は、水が染み出す場合がございますが、使い込むうち自然に止まり、茶慣れが味わいとなり愛着が湧くのでございます。
数量 こちらの商品は現品限りでございます。
注意 充分注意して撮影等しておりますが、お使いのモニターによっては色が違って見える場合があります。