20世紀を代表する指揮者、ハーベルト・フォン・カラヤン(Herbert von Karajan)。1908年4月5日にオーストリア=ハンガリー帝国のザルツブルクで生まれ、1989年7月16日に同国のアニフで死去。活動は多岐にわたり、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の終身指揮者兼芸術監督を34年間務め、ウィーン国立歌劇場の音楽監督、ザルツブルク音楽祭の芸術監督なども歴任した。「帝王」と称される絶対的な統率力と、完璧主義的な音楽づくりで知られ、レコーディングにも積極的に取り組み、クラシック音楽の普及に貢献した。