
新型コロナと戦っているのに、逆に新たな危険を振りまくニセ科学・ニセ情報が広がっています。
「この薬こそ新型コロナの特効薬」、「○○さえ食べればコロナは防げる」などなど。
一見してデマとわかるものから、科学っぽい装いをしているものまでさまざまですが、
信じてしまうと命まで失いかねません。
そうならないためにどうしたらいいのか、本書は分かりやすく解説。
その鍵となるのが、知恵と科学の力、すなわち科学リテラシーです。
(帯惹句)
2022年3月にあけび書房より刊行された
「科学リテラシーを磨くための7つの話 -新型コロナからがん、放射線まで-」
主に医療・健康関連のニセ科学について、多岐にわたるトピックを
各著者がそれぞれに解説。
タイトルにもある通りの"科学リテラシー"の基本的な足場を
把握することができる本です。
<第1部 コロナ禍を飛びかう怪しい情報を見抜く>
第1章 パンデミックを生き抜く医療リテラシー(名取宏)
第2章 新型コロナワクチンをめぐるニセ医学・陰謀論(ナカイサヤカ)
第3章 これを食べれば「コロナを防ぐ」—煽られる食への過剰な期待(高橋久仁子)
第4章 パンデミックとともに湧き出た便乗商法の数々(小波秀雄)
<第2部 リスクを見誤るとかえって危険になる>
第5章 倫理とリスクと予防と前進と(一ノ瀬正樹)
第6章 過剰診断のメカニズム—「思い込み」と「責任回避」で歪められる科学(高野徹)
第7章 「あるか・ないか」ではなく「どのくらいあるか」で判断しよう(児玉一八)
古書です(初版・帯付き)。
カバーに若干のスレ・傷み等あり。
本文ページ部分の状態は良好です。
読むには問題ないと思われます。