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「生物学の歴史」
中村禎里 / 河出書房新社
定価: ￥ 968

生物学はどのように発展してきたのだろう。教科書では、血液の循環や細胞の発見などの結果だけが列挙され、そこにいたる研究者間の論争までが解説されることは少ない。たとえば進化論にはラマルクをはじめ多くの進化論があった。ダーウィンはなぜそれらにまさっていたのか。自然淘汰への強い確信は、家畜や栽培植物の地道な研究があったからなのか。またメンデルの遺伝の法則が、長く埋もれていた理由は何だったのだろう。本書は、時代思想や社会背景をも描写しながら、高い水準で生物学と歴史学を織り上げた壮大な通史。綿密な文献資料、人名索引は生物学史のための便覧としても使える。




※ うす汚れやコスレなどの使用感があります。中～強の弱ていどの焼けがあり紙はハッキリと変色しています。ページ内は焼けのほか、ところどころにうすジワ程度はありますが目立ったダメージはなくきれいです。裁断面の地（立てた場合の底面）にわずかにシミ汚れも見当たりますが、全体的にカビ系の汚れはきわめて少なく、大変古びてはいても一定の清潔感があります。異臭もありません。また、書き込みもなしです。気持ちよく見ていただけると思います。









■主要目次

第１章 生物にかんする知識のはじまり
第２章 最初の体系化
第３章 停滞と曙光
第４章 近代生物学の成立
第５章 飛躍の準備
第６章 進化論
第７章 実験生物学の復権
第８章 現代の生物学







【管理用】

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