ATELIER Alain MOINIER(アラン・モアニエ) No.22
フランス・ミルクール 1989年製
4/4サイズ ヴァイオリン
ボディ長:354mm
フランス・ミルクールの弦楽器工房「アラン・モアニエ」は、駒(ブリッジ)で有名なオーベルト(Aubert-Lutherie)社の前身にあたります。
駒のトップブランドとして君臨する工房のものだけあって、とても良い木材が使用されているのが分かります。
200年以上にわたる伝統的ミルクールの製法と、150年以上の伝統を持つオーベルトならではの手法で作られるフレンチ・ヴァイオリンの逸品です。
アラン・モアニエ工房特有のスタイルで製作されており、明るめのオレンジブラウンニスで濃淡の表れたアンティーク仕上げとなっております。
雲のように穏やかな杢目が特徴的な板目材(スラブカット)の一枚板の裏板上下にはパーフリングによるクローバーのインレイ装飾が施されており、マッジーニの作品を彷彿とさせます。
内部にはサイン入りのラベルと焼き印が見られます。
フィッティングパーツ(ペグ・テールピース・あご当て)は上質ツゲ材になります。
駒はオリジナルのAubert DeluxeとAlain Moinierのダブルスタンプ入りです(表面は厚み調整で削っているので消えてしまっています)。
アラン・モアニエのこのオリジナルスタイルはやや小ぶりでネックも細く、重さも軽量(459g)なのでどなたにでも扱いやすいと思います。
コンテンポラリー(新作)カテゴリーの健康的で素直に良く鳴る楽器をお探しの方におすすめです。
本格的なヴァイオリン(コンテンポラリー・フレンチ)をこの機会にいかがでしょうか。
素晴らしい楽器ですので、是非この機会をお見逃しなく。
新作からモダン~オールドヴァイオリンまで、価格も数十万円から数百万円まで数多く扱う専門店厳選のヴァイオリンをお楽しみください。
一通り調整済み(駒調整、ペグ調整、魂柱調整、磨き、クリーニング、全体調整)になります。
使用による傷や汚れが見られますが、全体的にはきれいな状態です。
弦は新品のナイロン弦が張ってあります。
調整・メンテナンス済みですので、チューニングしていただければすぐにお使いいただけます。