地球が持つ精神世界の謎に挑むインタラクティブゲーム!「B線上のアリス」PS版!!
様々なメディアに移植され人気を博したインタラクティブアドベンチャー
「B線上のアリス」です。
この作品は、1997年(平成9年)にキノトロープが制作し角川映画から出ました。
奇抜な発想とファンタジックでコミカルなSFドラマはファンも多く、フルCGを使用した当時には珍しい作品である事からもコアな人気でした。
物語は、ガイア世界理論を元にした作品内容で・・。
人類や他の動植物が生命体であるように、実は宇宙も生命に満ち溢れている。
我々人間が勝手に"生き物とはこういうものだ"という概念を有していて、そういう目で物事を見ているから分からなかっただけなのだ。
たとえばこの地球。
単なる天体。単なる物質。単なる惑星。
このように考えず、"地球"という生き物と考えたなら・・。
人類には物質でできた細胞組織や骨格、血液などがあるが、非物質であるものもある。
それは感情や心といったものだ。
けして実体を見る事はできないが確実にそれらは存在する。
と、するなら、地球にも実態とは別のものが存在するのではないだろうか?
この想定理論は"ガイア世界理論"と呼ばれ、実証できない理論として長く議論されてきた。
我々が見ているこの実世界を三次元と呼ぶなら、他次元がある事になる。
この世が存在するなら、あの世もあるのでは?
人を構成する物質と同じ物質を用意しても人を作る事ができないのは、実世界の物質とは別の精神世界での何かが足りないからではないか?
ここでは、我々が見ている地球の世界を"ガイア"。そして地球にとっての精神世界を"シャドゥ"と仮定している。
とある町のとある家に、この精神世界の存在を研究するモグリの科学者、シュナイダー博士が住んでいる。
隣の家にはハイスクールに通うアリスが家族と共に住んでいた。
変わり者と噂される博士を家族は毛嫌いしているが、アリスだけはいつも面白がっていた。
最近頻繁に起きている様々な災害は地球の精神世界が関係している。というのがいつもの博士の持論なのだが、そんな事を本気で言っている時点ですでに変わり者扱いされる原因になっていたのだ。
そんなある日、アリスは博士の家から凄まじい閃光が走るのを見る。
急いで博士の家に駆け付けるが、誰もいない・・。
だがそこで博士のメッセージを見つけた。博士は"悪化する災害は地球からの警告のようなもので、放置していると地球が悲鳴を上げてしまう"という持論を信じ、地球を救うため精神世界へ移動できる装置を開発し、旅立ったのだった。
アリスは博士の後を追う決心をする。
果たして何が待っているのか・・?
って感じで展開していきます。
ゲームは、
インタラクティブムービーで進めていく映画型ADVで、迷路有り、謎解き有りのコミカルファンタジーSFになっています。
脚本は「実写版ゲゲゲの鬼太郎」「コードブルー・ドクターヘリ」「.hack//」などでお馴染みの沢村光彦。
声は、池澤春菜、内海賢二、中田和宏、潘恵子、野沢那智、田中敦子などなど、現代ではもはや実現不可能な豪華キャストです。
しかも充実のディスク3枚組です。
ぜひ一度楽しんでみてくださいね。
インタラクティブムービーは、
Windows初期時代にとても人気だったゲームコンテンツでした。
当時のPCはまだまだグラフィック性能が低く、現代のような3DCGを描こうと思えば、大型のとんでもないヘビーコンピュータが必要でした。
そこで、なんとか手軽に3DフルCGを楽しめないか?と考案されたのがこのインタラクティブムービーシステムです。
3Dデモリングで作成されたCGプログラムを高性能コンピュータで走らせ動画として記録。それをADVゲームのデータにする手法です。
これなら、あまりスペックを気にせずゲームを楽しめるという画期的な手法でした。
この作品が出た頃くらいは、このインタラクティブムービーを使ったADVがたくさん登場しました。
3DCGだけではなく、実写映像やアニメなど様々なものがありましたね。
現代では簡単にできそうなものですが、逆になかなか出てきませんよね。
それは、大量の動画ファイルが必要ですので、映画を撮影するのと同じくらいの費用がかかるからなんだそうです。
この当時はゲーム制作も数人のチームでしたし、自主製作映画も低価格で制作しようと思えばとことんできました。
でも今は何かと制作会社も大きくなり過ぎましたし、何でも人件費だとか諸費用がかかる時代になっちゃって、なんだかハングリー精神が見られなくなっちゃいましたよね・・。
ゲームについても余談ですが、
最近ではやたらとネット系ゲームが流行ってますよねー。
中にはオンラインゲームでもないのにネットに繋ながないと起動しないものとかあったりして・・。
まるで"ネット環境が無いのならゲームをするな!"って感じで、あまりいい気分がしませんよね。
ですが、このPS1が主流だった頃まではそんな事もなく、このゲームのようにスタンドアローンで動作するゲームばかりで良かったですよねー。
オンラインゲームなんて、サーバーのサービスが終了してしまったらゲームができなくなってしまったりするので、う~ん・・って思います。
久し振りに楽しもうと思ってもサービスが終了していてできなかったり、中古で入手しても動かなかったりするのはどうか?と思いますよね。
資本主義の世の中で経済を回したいのは分かりますが、何でもかんでも手あたり次第って感じがしてきます。
ゲームや映画、漫画などは芸術作品の域だと思いますので、あまりビジネスライクさせてほしくないものですね。
この商品はいわゆるワンオーナーものです。
商品内容は、ケース、解説書、背表紙(背帯)、ディスク(3枚組)の6点です。
ケースの状態は、キレイな感じだと思います。
解説書の状態は、目立った損傷なども見当たらずキレイな方だと思います。
ディスクの状態は、目立った使用感もあまり気にならず良い程度だと思います。
この商品はPS版ですが、PCで楽しむ方々の場合は、独自にコンバータープログラムを個人構築している方の場合は各々ですが、Emuなどでも楽しめると思います。
(※ PCによる動作はあくまでも個人的な私見です。様々なPC環境が要因で動作環境が変化しますので統一見解ではありません)
※なお、この商品はソフトウェアですので、その性質上、返品、返金、交換などはできませんのでご了承ください。
※注意1 こちらは週に1~2度程度しかチェックできない環境です。そのため商品の発送には1週間~10日ほどかかるかもしれません。あらかじめご了承の上、取引きください。
それと、配達業者指定や代金引換などの特殊な発送方法、無理な配達日の指定や、無理な配達時間の指定などにも対応できませんのでご了承ください。
※注意2 商品の発送まではできるだけ大切に管理しますが、発送後または発送途中に何らかの事故やトラブルがあった場合は責任を持つことはできませんので、配達業者との対応をお願いします。
また、当然ですが規定の通り、日本国外への発送はしませんのでご了承ください。
※注意3 大切にして頂ける方、楽しんで使用して頂ける方、価値の分かる方に取引してもらえたら。と思っていますので、健全なオークションを推進するためにも、「安く買って高く出品」などの転売目的での利用の方はご遠慮ください。
※注意4 商品の状態などは、あくまでも個人的な私見によるものです。
商品の状態を詳しく気になってしまう方、梱包状態などに神経質な方などの取引きも、ご要望には添えそうにありませんので、ご遠慮ください。