1973年アメリカ映画「おかしなおかしな大泥棒」のオリジナル・サウンド・トラック盤。
コンピューター・エンジニアのウェブスターは、コンピューターがほとんどの仕事をこなすようになったため、人員削減でクビになる。するとウェブスターは何を思ったのか、泥棒になることを決意、独学で泥棒になるために必要な秘術を習得、実業家のヘンダーリングが家族旅行に出ることを新聞記事で知ったウェブスターは、初仕事として彼の家に押し入ることにする。初仕事は難なく成功、宝石を手に入れた上に、ヘンダーリングの弱みまで握った。
その時、書斎に置かれたチェス・ボードを目にしたウェブスターは悪戯心からチェスの駒と駒の動きを動きを記したメモを残す。これをきっかけに、ウェブスターは空き巣を次々に成功させ、その度にチェスの駒とメモを残していったことから、“チェス泥棒”と呼ばれ、注目を集めるようになっていく。ウェブスターはその過程で知り合ったローラと意気投合、彼が“チェス泥棒”であることを知った彼女と共に犯行を重ねていく。だがそんな彼を、保険会社の調査員デイブが追っていた。
監督:「ナイスガイ・ニューヨーク」「クルーゾー警部」「004/アタック作戦」「燃えてふたたび」のバッド・ヨーキン。
出演:「ある愛の詩」「ペーパー・ムーン」「バリー・リンドン」「続・ある愛の詩」のライアン・オニール、「大空港」「映画に愛をこめて アメリカの夜」「おかしなおかしな大冒険」「ザ・ディープ」のジャクリーン・ビセット、「ワイルドバンチ」「鷲と鷹」「デリンジャー」「ガルシアの首」のウォーレン・オーツ。
音楽:「ティファニーで朝食を」「ハタリ!」「シャレード」「ピンク・パンサー」シリーズ、「グレートレース」「ひまわり」のヘンリー・マンシーニ。
ヘンリー・マンシーニといえば、RCAのイメージだが、この作品は、ワーナーからレコードが出ていた。その昔、このLPレコードが欲しくて、欲しくて。確か輸入盤しかなくて、日本では、シングルレコードのみ発売されたような気がする。全体に、黒っぽく、金庫を開けるシーンがジャケットになっていたと記憶しています。この映画のラスト・シーンも、僕は大好きで、保険調査員のデイブが、ウェブスターが犯人である動かぬ証拠を掴むが、何故か、それ以上追わない。自由に生きるウェブスターに、どこか共感し、親近感を持つようになる。デイブが、会社にこの件を報告する際に、突然会社を辞めてしまう。「俺には、会社勤めは向いてない。これからは、冒険の旅に出て、余生を楽しく過ごす!」社畜に成り下がるよりも、自分らしい生き方を選択する。何とも、粋な終わり方じゃないですか。
このCDは、2009年に米Film Score Monthlyより、3000枚限定で発売され、完売・廃盤になった物の、新品未開封盤になります。
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