日本舞踊家である母 家内 実妹が着用しなくなった着物や帯 呉服屋さんのお付き合いで購入しましたが未使用のお品を破格で出品させていただきます。
西陣組合織染匠「美吉」で誂えました
無形文化財「本場黄八丈」まるまなこ 黒黄八丈 綜絖手機織 カリヤス天然染「まるまなこ綾織」手織り平織 着尺の
のお品でございます
国伝統工芸品 東京都無形文財指定 本場八丈島 黄八丈 黒黄八丈の
稀少なお品でございます
★染色者 西條吉広氏
★織り手 佐々木エリ氏
東京から南に約290㎞ 伊豆諸島の最南端に浮かぶ常春の島 八丈島
自然豊かなこの島で 数百年もの昔から変わらず織り続けられている絹織物 本場黄八丈
黄色 鳶 黒 全てが島の草木から染められるその色は今も人々を魅了して止みません
目に鮮やかに輝く山吹色・・・
この本場黄八丈にしか出せない黄染めには コブナグサと呼ばれる(八丈島ではカリヤスと呼ぶ)植物を用いられます
刈り取ったコブナクサを乾燥させ 水と一緒に窯に入れ色素を煮出され
煮出した染料(八丈ではフシと呼ぶ)に糸を一晩漬けて 天日で乾燥させられます
この作業を実に15-20回繰り返されます
最後に椿と榊の灰から作った「灰汁(アク・媒染剤)」を少しずつかけながら揉み込むと鮮やかな黄色を発色します
黄染の媒染に用いられる灰汁作りは まず八丈島の梅雨が明けた八月初旬 晴天無風の日に椿と榊を焼く事(灰焼)から始まります
一年分の灰を作るため 用意される椿と榊は3000kgにも及びます
これを三日以上かけて 真っ白な灰になるまで燃やし続けます
出来上った灰を甕にはった水の中に入れ よくかき混ぜたら分離するまで1週間程置きます
その上澄みをすくったものが「灰汁」として用いられるのです
こうして想像を絶する手間をかけられた工程を経て染め上った糸は
水洗い 乾燥をすませた後2-5年静かに寝かされます
これにより糸の色むらが無くなり独特の落ち着きのある色になるのです
そして糊付 整経と言った下準備を経て ようやく機に糸がかかります
緯糸を飛び杼と呼ばれる道具で上下に開閉した経糸の間を左右に移動させながら
リズムよく筬で糸を打ち込んで行かれます
機についている「足」を踏み分け 綜絖(経糸を上下させる装置)を上下させることで綾織の美しくも
細かい組織(そしき)で仕上げられた生産量の大変に少ない黄八丈のお品でございます
コブナグサの自然染料のみで染められた黒黄八丈
まるまなこ綾織の恰好の良い織物でございます
織り手さんが年々減少され 呉服屋でも年に数反しか手に入らなくなって
参りました稀少な本場黄八丈のお品でございます
※証紙あり
新品☆
3年前に購入し 大切に自宅保管いたしておりました
特筆すべき難はなく スッキリ!新品でございます
あくまでも個人の自宅保管品でございますゆえ
神経質なお方様は恐れ入りますが
ご遠慮くださいませ
【上代価格】257万円程
【素材】正絹 無形文化財「本場黄八丈」まるまなこ 黒黄八丈 綜絖手機織 カリヤス天然染「まるまなこ綾織」手織り平織 着尺
【状態】新品
【寸法】幅 一尺四寸(39.1cm) 長さ 12m90㎝
生地の性質上 多少の誤差はご容赦くださいませ
☆当方は消費税を頂戴いたしておりません
☆高価なお品ですのでトラブルの原因とならぬよう返品はお断りさせていただきます。
☆当方は業者販売ではございませんので特別な照明や画像加工を行っておりません。一般的な蛍光灯の下での撮影ですので実物より暗く写っている場合がございます
☆ノークレーム ノーリターンにてお願いをいたします
☆2点以上ご購入頂けます方には同封発送をさせていただきますので1点分のみの送料をお預かりさせていただきます
是非ご検討くださいませ