Firebox Nano Stove の最大の特徴は、なんといってもその軽さにあります。
バックパックに放り込んでいても気になりません。まさにウルトラライトストーブの決定版といえるでしょう。
ステンレスモデルもありますが、ウルトラライト重視ならチタンモデルをおすすめします。
違いは重量だけで、燃焼効率やセット内容は同じです。
軽くても燃焼性能は優れています。
チタン製の本体は造りが良く、熱による変形もほとんどありません。
底面から空気を吸い込む構造により燃焼効率が高く、高い火力を発揮します。
テーブルの上でアルコールストーブを燃やしても、脚が細いのですぐに放熱し、テーブルに熱が伝わりません。
もちろん、強度は十分です。
カーボンフェルトと専用ケース(Xケース)がセットになっていますので、組み合わせ次第でさまざまなシチュエーションに対応することが可能でき、コンパクトに持ち運べます。
Xケースは、金属製の専用ケースで収納はもちろんのこと、ナノの下に敷くことで地面への影響を減らすことができます。
小さいサイズ(軽さ)によるデメリットもあります。本体サイズに対して燃焼効率が高いため、あっという間に薪が燃え尽きてしまい、頻繁に補給してやる必要があります。
また、軽すぎて安定性が低いため、屋外で使う場合はひっくり返さないよう注意が必要です。
そのようなデメリットを補って余りあるだけの魅力が、Firebox Nano Stoveにはあります。
1~2名のキャンプでぜひ使ってみてください。
~本体仕様~
幅:8cm、高さ:12cm、収納時:約6mm、重さ:113g
素材:チタン
~セット内容~
ナノストーブ本体(GEN2)
カーボンフェルト
Xケース
L字ピン(2本)
コットンケース