日本のセーフティーネット格差
労働市場の変容と社会保険
酒井 正(著)
慶應義塾大学出版会
●内容(出版社HPより)
誰が「皆保険」から漏れ落ちているのか
働き方が多様化する中で、正規雇用を前提としていた社会保険に綻びが生じている。
「雇用が不安定な者ほどセーフティーネットも脆弱」というパラドキシカルな現状にどう対応すべきか。救済策は社会保険の適用拡大しかないのか。
今後の改革のための指針を、しっかりした「エビデンス」をもとに模索する力作!
▼現代日本社会で本当に“疲弊” しているのは誰か?
▼働き方の多様化という社会の変化のスピードに社会保険制度が付いていけていない現状を検証。
▼確かなエビデンスをもとに、日本社会の実態を明らかにする!
“「皆保険」といわれているのに保険料を支払えないほど生活が逼迫している人をどう救うのか?”という問題意識のもと、社会保険の基礎知識をわかりやすく解説しながら、働き方をめぐる諸問題(非正規雇用、若年・高齢者問題、女性と子育て支援等)が人々の将来不安を引き起こしていることを指摘。日本のセーフティーネットを再構築するための処方箋を模索する、労働経済学の気鋭による意欲作!
●著者
酒井 正(さかい・ただし)
1976年生まれ。2000年、慶應義塾大学商学部卒業。05年、同大大学院商学研究科後期博士課程単位取得退学。08年、博士(商学)号取得。
国立社会保障・人口問題研究所研究員、同室長、全米経済研究所客員研究員などを経て
現在、法政大学経済学部教授。
『日本労働研究雑誌』の編集委員も務める。
●状態
中古品なのでカバー等に若干の擦れなどはございますが、比較的綺麗な状態かと思います。
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